2020年の梅雨は、なかなか明けそうにない。
そんななか、運良く、日曜日が晴れだったので、半日くらいではあるが、ツーリングに行ってきた。
じつは、この日、半日で3台のバイクに乗った。
ブルターレ(ネイキッド)、シェルコ(オフロード)、ハーレー(アメリカン)の3台だ。
SHERCO 250 SEF FACTORY
ブルターレで待ち合わせ場所に着いて、師匠のトムクル氏と合流すると、いきなりオフロードバイクの「SHERCO 250 SEF FACTORY」に乗っていいと言われ、なんどか交代しながら、乗らせてもらった。
250ccとは思えない力強さや、ブロックタイヤとは思えないグリップ性能などで、下手をすると、そのへんの大型バイクよりも速いのではないかという感じだった。
このバイクを250ccの基準にしてはいけない。
今回のツーリングについては、
⇒ 梅雨の合間にツーリング【不要不急の外出自粛ムード再び⁉】
⇒ オフロードバイクで大自然の中を走ってみたい【SHERCO 250 SEF FACTORY】
あたりに書いているので、省略する。
通行止めでUターン⁉
今回は、トムクル氏がシェルコだったので、ブルターレに乗っていった。
ハーレーで細い道や、高低差のあるワインディングを走るのは怖いのだ。
また、変な道に入り込んでしまった場合、ハーレーでは、Uターンができない。
実際に、トムクル氏とのツーリングでは、よく、通行止めでUターンする羽目になることがあるのだ。
普通のハーレー乗りは、ちょっとでも怪しい道には、絶対に入っていかないものだが、トムクル氏も私も、
「とりあえず、行けるところまで行ってみよう!」
というところがあるので、ハーレーでは危険なのだ。
その点、ブルターレなら車重も軽いので、いざというときでも、どうにかなる。
ハーレー(アメリカン)
気がつけば、しばらくハーレーに乗っていないため、バッテリーの心配もあり、たまにはハーレーにも乗りたいと思っていたが、なかなか機会がない。
そこで、帰宅後、まだ、少し明るかったので、30分くらい、ハーレーに乗ることにした。
走り出すと、
「なんて楽ちんなバイクなのだ!」
と、改めてハーレーの快適さを感じた。
夕暮れに、脱力してトロトロ走るのも気持ちがいい。
ハーレーなら、回転数は、2,000回転以下で十分だ。
いままで、よくハーレーであんなスピードでワインディングを走っていたものだと、我ながら驚く。
やはり、ハーレーは、そういうバイクではないのだ。
これからは、ハーレーはハレーらしく乗ろうと思う。
1台だけバイクを選ぶとしたら
大型自動二輪の免許を取ってから、約1年が経ったが、いちばん乗ったのは、免許を取る前に買ったハーレー(アメリカン)で、その次が、4月末に納車になったブルターレ(ネイキッド)だ。
SSについては、S1000RRの試乗車に乗らせてもらったくらいだ。
S1000RRは、SSのなかでは、公道でも乗りやすいとは思うのだが、ちょっと速すぎる。
そして、今回、オフロード(エンデューロ)のSHERCO 250 SEF FACTORYに乗らせてもらったわけだが、そのうえで、改めて、もしも、1台だけバイクを選ぶとしたら、どんなバイクを選ぶだろうか?
と考えてみた。
「どんなステージで、どんな走り方をしたいのか?」
という目的がはっきりしている人は、迷わないと思うが、いろいろな乗れば乗るほど、それぞれのバイクの良さが分かってくる。
そうなってくると、やはり、バイクを1台だけに絞るのは、けっこう至難の業だ。
おわりに
「一緒に走る人は、どんなバイクに乗っているのか?」
などを考えると、いちばん汎用性が高いのは、やはり、ネイキッドかもしれない。
とりあえず、オフロード(未舗装路)以外なら、ある程度カバーできる。
また、もう少し、オフロード寄りなら、アドベンチャーなんかも面白いかもしれない。
アドベンチャーも、かなり守備範囲が広いと思う。
ただ、オンロード用とオフロード用の2台があると、楽しみが広がることは間違いない。
生きている間に、あと何台のバイクに乗ることができるのか分からないが、とりあえず、次はオフロードも走れるバイクを選ぶことになりそうだ。
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