「お前ら、夜道に気をつけろ!」
は、ある人気ユーチューバー(モトブロガー?)お馴染みのセリフだ。
私は、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」を納車して間もないため、現在、およそ800kmの慣らし運転期間中だ。
そのための、雨が降っていなければ、夜でもチョコチョコと乗っている。
夜でも、街中や国道などの幹線道路を走っているときは、問題ないのだが、この前、少し田舎の方へ行ってみたら、酷いことになった。
今回は、
「お前ら、夜道に気をつけろ!」という話。
お前ら、虫に気をつけろ!
都会に住んでいる人には分からないかもしれないが、夏の夜、田舎(田んぼや畑の中を通る道)を走ると、信じられないくらいの「虫」が、ヘッドライトに一斉に集まってくる。
もちろん、体や顔にもバシバシ飛んでくる。
速度をあげると、さらに大変なことになる。
ウインドシールドがついていれば、体や顔からは逸れてくれると思うし、フルフェイスのヘルメットをかぶっていれば、顔への攻撃も防げるのだが、ジェットや半ヘルの場合は、虫が顔に当たって、けっこう痛い。
フルフェイスでなければ、日中だけでなく、夜もアイウェア(ゴーグルやサングラス)が、絶対に必要だ。
アイウェアがないと、目の中に虫が飛び込んできて、まともに目が開けてられない。
また、夜のアイウェアは、スモークなどの色付きだと、視認性に問題があるので、クリアか調光のものを利用するほうがいい。
暑すぎる夏の日中
最近の夏は、暑すぎて、日中、晴れていると、暑くてハーレーにのるどころではない。
というか、屋外に出たくない。
それに対して、日が登る前の早朝や、日差しが陰りだす、夕方から夜のクルージングは、とても心地よい。
早朝は空いているかもしれないが、夕方は、けっこう車が多く、混雑しているので、ちょっと郊外へ行ってみたくなる。
そんなときは、「虫」たちの存在を忘れてはならない。
通りの多い国道のような道でも、多少の虫は避けられないが、そこから道を外れて田舎道に差し掛かると、信じられないくらいの「飛んで火に入る夏の虫」たちが、猛烈に襲ってくる。
夏の夜は、暑さを避けられる反面、「虫」に襲われるというのが大きな弱点だ。
おわりに
車だとあまり分からないが、バイクに乗っていると、急に空気(温度)が変化するポイントがあるのが、よく分かる。
日中、日当たりの悪いようなところに差し掛かると、急に、ひんやりしたりする。
そうした自然を感じられるのが、バイクのいいところだ。
「夏は暑くて、冬は寒い」
なんて言っていると、バイクに乗れる期間は限られてしまう。
私は、ほとんどの教習が夜間だったので、夜にバイクに乗ることに対しての抵抗がない。
それどころか、夜の運転に慣れすぎて、朝から行われる卒業検定(卒検)が、逆に変な感じだった。(それで落ちたのか⁉)
日中は、教習車のランプ(ニュートラルやギアのランプ)も、よく見えないので、夜間のほうが運転しやすかったのを覚えている。
また、昔、オープンカーに乗っているときにも、やはり夏の夜が、オープンで走るのに、いちばん快適だったのを思い出した。
ただ、今回、想像を絶する「虫」の攻撃を受けたので、夜は、あまり田舎の方へは行かない方がいいと思った。
仮にウインドシールドをつけたとしても、きっとウインドシールドには、虫の死骸や血がたくさんつくだろうから、取れなくなる前に、拭き取る必要があるが、それもまた大変だ。
ということで、
「お前ら、夜道の虫に気をつけろ!」
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