ハーレーが納車されて、1ヶ月半、ようやくいい季節になってきた。
これまでは、梅雨や猛暑など、バイクに乗るには、ツラい環境だった。
それが、最近では、最高気温こそ30度前後と高いが、徐々に湿度が下がってきて、これまでの「じとっ」とする嫌な空気から、秋を思わせる気持ちのいい空気に変わってきた。
絶好のバイクシーズンが、近づきつつあるのを肌で感じる。
そんなある休日、ツーリングに出かけた。
そして、今回は、ハーレーでの初めての「高速道路」走行に挑戦したことについて。
初の高速道路
今回のツーリングは、先輩のハーレー乗りと一緒だった。
ツーリング前半は、ほどよい山道を気持ちよく走って行ったが、帰り道は、半ば強制的に、高速道路を使うことになった。
高速道路には、いつかは乗ってみようと思っていたのだが、なかなか乗れずにいた。
その理由は、
もう少し慣れてからにしようという思いと、もう少し涼しくなって、半ヘルではなく、ジェットをかぶるようになってからにしようと考えていたからだ。
しかし、先輩のハーレー乗りのスパルタ指導に従う形で、突然、高速道路に初挑戦することになった。
たしかに、何ごとも経験なので、やってみないと、いつまでもできるようにならないのだ。
しかし、問題は、半ヘルにサングラスにTシャツ1枚という超軽装だったことだ。
とはいえ、後についていくしか道はない。
乗ってみれば快適
実際に、高速道路に乗ってみると、かなり快適だった。
幸いこの日は、風もなく、高速道路上の混雑もなかったので、3車線の高速道路を、けっこう楽しく走ることができた。
流石にスピードを上げると、風圧がすごかったが、それすらも慣れるものだ。
高速道路は、ハーレーのエンジン性能や、カスタマイズ(チューニング)の成果を試すのに、信号が多い一般道を走るよりも、断然、よさそうだ。
また、ちょっとアクセルを開けたいときなどには、1区間だけでも乗ってみる、という使い方もいいかもしれない。
半ヘルにサングラスにTシャツ1枚
半ヘルにサングラスにTシャツ1枚という超軽装で、高速道路を走ることについては、決して推奨することはできない。
しかし、それほどスピードを出さなければ、危険性は一般道と同じか、むしろ周囲に余裕がある分、事故に巻き込まれる危険性は、低いくらいかもしれない。
とはいえ、不安な人は、完全装備で乗ったほうがいいと思う。
私の考えでは、
事故に遭わないことを前提とするなら、格好や装備は、なんでも一緒だ。
逆に、
事故に遭うことを前提とするなら、どんなに重装備にしたところで、それなりの被害は免れないと思う。
当然、私は、事故に遭わないことを前提として生きている。
だから、必要以上に守りを固めることには、意味がないように思う。
そのあたりは、人それぞれ、独自の死生観というか、考えがあっていいと思う。
おわりに
遠くにツーリングに行くときにも、当然、高速道路は使うことになるだろうから、半ば強制的ではあったが、今回、初体験できてよかった。
そして、つけけたのはいいが、いちども利用していなかった「ETC」も、試すことができたので、それもよかった。
高速道路も、いちど乗ってしまえば、なんてことはなく、次からは、もう大丈夫だ。
ただし、高速道路で半ヘルは、さすがに心もとないとも言えなくもない。
もう少し涼しくなってきたら、半ヘルではなく、ジェットヘルメットか、SHOEIの「EX-ZERO」に切り替えようと思うので、もう少し、アクセルを開けてみようとも思っている。
また、私のハーレーは、「ヘリテージクラッシック」なので、純正のウインドスクリーン(風防)を取りつければ、ぜんぜん風圧も違って、かなりラクに乗れそうだ。
それに関しては、冬場にでも試してみようと思う。
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