ヘリテージクラッシックについている、純正のサドルバッグを外すと、ボルトが入っていた穴が、左右で4つ残る。
その穴は、何かしらのボルトで埋めなければならない。
ちょうどいい太さと長さのボルトがあれば、それを使えばいいのだが、多くの人は持っていないだろう。
すると、
たかがボルトだが、ないものは買わなくてはならない。
そこで、もしも、今後「CCバー」や「キャリア」などをつけるかもしれないという人は、「ドッキングハードウェアキット」をつけておくと、後々役に立つかもしれない。
「ドッキングハードウェアキット」には、ボルトが4本含まれている。
今回は、「ドッキングハードウェアキット」を取り付けてみた話。
ドッキングハードウェア キット
ヘリテージクラッシックの純正のサドルバッグを外した穴は、とりあえず、こっそりもらったボルトで埋めてあった。
しかし、サドルバッグガードをつけるときに、片側(左)だけは、サドルバッグガードに付属していたボルトに交換した。
サドルバッグガードの取付キットには、ダミーのカラーもセットになっていて、それに対応したボルトがセットになっている。
サドルバッグガードがきちんと止まるように、キットに含まれるボルトを利用した。
サドルバッグガードの取り付けには、とても満足いった。
⇒ ハーレーにサドルバッグガード(サドルバッグステー・サドルバッグサポート)は必要!
しかし、仕上がったサドルバッグガードのダミーカラーを見て、なんとなく「ドッキングハードウェア キット」をつけておこうかな、という気になった。
単純にサドルバッグガードのダミーカラーが、「ドッキングハードウェア」を連想させただけなのだが、今後のことを考えて、サドルバッグガードの取り付けと一緒に、「ドッキングハードウェアキット」もつけてしまうことにした。
インチ工具
「ドッキングハードウェアキット」は、ハーレー純正のものが、在庫であったので、すぐに手に入った。
楽天などでも販売されていて、価格はディーラーと、たぶん同じだと思う。(別途送料)
楽天では、クロームしか見つからなかったが、たしか、ディーラーで頼めば、ブラックもあったと思う。
「ドッキングハードウェアキット」をつけるのは簡単だが、問題は、やはり工具(インチ)だ。
「ドッキングハードウェアキット」の取り付けには、インチの六角レンチが必要になる。
六角レンチのサイズは、5/16インチと、若干、大きめのサイズだ。
しかし、それだけで取り付けができるわけではない。
もともと、何かしらのボルトがついていたたはずなので、そのボルトを外す必要があるのだ。
そのボルトは、ハーレーに、もともとついていたものであれば、トルクスレンチが必要になる可能性が高い。
その場合、サイズは、おそらく「T45」だと思う。
ちなみに、KIJIMA製のサドルバッグガードの取り付けに使うボルトは、7/32インチの六角レンチだ。
このように、作業自体は簡単なのだが、複数のインチ工具が必要になる。
もちろん、セットで持っていれば、より多くのことに対応することができる。
インチ工具をセットで買いたくない人は、使用する工具の種類とサイズをしっかいりと確認してから、単品で購入するといい。
ただ、その場合、
「このボルトも緩める必要があったのか…」
など、作業をはじめてから、思わぬ事態が発生すると、作業が止まる可能性がある。
ある程度のものを、セットで持っておけば、そのような心配は少なくなる。
インチの六角レンチは、意外とよく使うので、セットで持っておいてもいいかもしれない。
おわりに
というわけで、まだ何もつける予定はないのに、「ドッキングハードウェアキット」をとりつけてみた。
きっと、いつの日にか、何かを取り付ける際に、役に立つだろう。
右側はただのボルトと、左側はサドルバッグガードのダミーカラーと、入れ替えたことになる。
右側
左側
「ドッキングハードウェア」対応のサドルバッグガードを選んでおけば、あとからサドルバッグガードを買い換える必要はない。
これで、「ドッキングハードウェア」対応の「キャリア」や「CCバー」は、取り付けが簡単になった。(まだ、予定はないが…)
当初、「ドッキングハードウェアってどんなものだろう」と思っていたが、ヘリテージクラッシックには、ノーマル状態でも、いくつか「ドッキングハードウェア」らしきものが使われている。
まず、ウインドシールドを脱着する部分に「ドッキングハードウェア」のような丸いパーツが使われている。
そして、純正サドルバッグのステー脱着部にも、少し違うが、「ドッキングハードウェア」のような丸いパーツが使われている。
ヘリテージクラッシックの純正サドルバッグを外したときに、もちろん、ただのボルトを買ったほうが安いことは確かだが、今後、利用する可能性があるのなら、「ドッキングハードウェアキット」をつけてしまうのも、ひとつの方法だ。
コメント