ハーレーを買うと決め、欲しい車種が決まったら、お金に余裕がある人には、あまり関係ないと思うが、多くの人にとって、残る問題は「購入金額」だ。
ハーレー・ダビッドソンのディーラーで、ハーレーの新車を購入する場合、すでに、乗っているバイクの下取りがあれば、その分は、購入費用から差し引かれる。
そのあたりは、四輪の自動車を買うときと、なんら変わりはない。
気になるのは、下取り以外の本体値引きについてだろう。
今回は、ハーレー・ダビッドソンのディーラーで、ハーレーの新車を購入する際の、値引きについて紹介しようと思う。
⇒ ハーレー 2018年モデルが20%OFF⁉【ハーレーを新車で購入するときに値引きはあるのか?】
本体値引きなし!
まず始めに結論を書くと、
ハーレー・ダビッドソンのディーラーで、ハーレーの新車を購入する際は、原則的に、本体に対する値引き値引はない。
その代わりと言ってはなんだが、
ハーレー・ダビッドソンでは、常に、何かしらのキャンペーンが行われている。
キャンペーンは、時期によってさまざまだ。
「あと少しだけ早ければ、あのキャンペーンが使えたのに!」
ということにならないように、今すぐ買わなくても、ディーラーに足を運んだり、ネットなどで、情報収集だけはしておくと後悔が少ないと思う。
ただし、はすみで、うっかり新車を契約をしてしまっても、私は、責任を取らない。
私などは、初めてハーレーの情報を集めだしてから、わずか44日で、契約してしまった。
しかも、二輪の免許すらない状態で。
中古車・新古車
ハーレーのディーラーには、試乗車がけっこうある。
その試乗車が、次のモデルの試乗車が入ってきて、「型落ち」になれば、売りに出ることも多い。
中古車や新古車は、乗り出しの諸費用が安いし、ディーラー販売なら、保証も付いてるはずなので、気に入った試乗車があれば、スタッフに訊いてみるといいかもしれない。
ただし、ディーラーとして、新車を売りたいがためのトークかもしれないが、
「たいして慣らし運転もしていない試乗車を、試乗する客は、店舗から離れると、ほとんどの人が、エンジン全開にしているので、マシンの状態はあまり良くない」
などと聞いたことがある。
そんなこともないとは思うが、実際のところは、私にはわからない。
また、試乗車がどれくらい安くなるかにもよる。
新車に比べて、それほど大きく変わらないのなら、新車の方がいいような気もする。
型落ち
最新モデル?型落ちモデル?
ハーレーは、毎年、モデルチェンジが行われるので、1年も経てば、すでに「型落ち」だ。
さしずめ、Apple社の「iphone」みたいなものである。
そのため、新車であっても、「最新モデル」に拘っても、あまり意味がないように思う。
ニューモデルの発表は、毎年、秋に行われる。
しかし、ハーレーは、海を渡ってやってくるので、「最新モデル」の納車までには、少し時間がかかる。
毎年、冬から初夏にかけては、
「前年モデル(型落ち)」と「最新モデル」の両方から選べる
時期がある。
ただし、日本に入ってくるハーレーの個体数は決まっているので、人気の車種やボディカラーによっては、「前年モデル(型落ち)」が、いつまでも市場に残っているとは限らない。
明らかに、「最新モデル」のほうが良くなっていれば、それを待つという選択もありだが、たいして(ほとんど)変わっていないのであれば、「前年モデル(型落ち)」のほうが、好条件で買えるだろう。
「最新モデル」の方が安くなることは、まずない。
2018年モデル
最近では、「2016年モデル」から「2017年モデル」、そして「2017年モデル」から「2018年モデル」は、エンジンやフレームなどが、大きく変わったが、「2018年モデル」から「2019年モデル」は、あまり変わっていない。
気になる車種やボディカラーが決まったら、いつまで「前年モデル(型落ち)」が買えるのか、こまめにチェックしたほうがいい。
すべて売れてしまえば、必然的に「最新モデル」を買うことになる。
ちなみに、私が買ったのは、
「2018年モデル(型落ち)」だ。
他県のディーラーで探してもらい、残っていた在庫をまわしてもらった。
しかし、それさえも、断られたら、それまでである。(事実、1軒目では断られた。)
キャンペーン
ハーレー本体の値引きは難しいが、キャンペーンを利用すると、少しは安く買えることもある。
ハーレー・ダビッドソンでは、常になにかしらのキャンペーンをやっている。
どうせ買うなら、これを利用しない手はない。
キャンペーンは、併用できるものと、併用できないものがあったり、対象車種が限定されることもあるので、詳細は、ディーラーのスタッフに確認したほうがいい。
大型免許の取得がまだであれば、「Passport to Freedom(大型免許取得サポート)」は、ぜひとも利用したい。
「大型免許取得サポート」を利用できれば、およそ10万円が値引きされるのと同じことになる。
キャンペーには、以下のようなものがあるので、一例を紹介しておく。
(免許取得サポート・7〜10万円)
・金利○%キャンペーン
(低いときは0.9%に)
・下取保証プログラム
(SPORTSTARから対象モデルへ)
・カスタムパーツ○万円分プレゼント
・ライディングギア○万円分プレゼント
そのほかのキャンペーンも、あるかも知れないので、ネットで調べたり、ディーラーに行って確認してみたほうがいい。
住んでいる地域のディーラーによっても、キャンペーンの内容や条件は、異なるかも知れない。
おわりに
ちなみに、私が利用したキャンペーンは、
「Passport to Freedom 2019(免許サポート)」で、10万円+端数 の値引きと、
「2018年モデルのSOFTAIL®限定!300,000円分のパーツ&アクセサリーサポート」という、30万円分のオプションがサポートされるキャンペーンだ。
合計すると、40万円ちょっとのサービスで契約したことになる。
キャンペーンなのか、世の中が低金利だからなのかは分からないが、金利は1.9%だった。
「300,000円分のパーツ&アクセサリーサポート」では、パーツ以外のヘルメットやグローブ、ライダースジャケットなどにも利用できる。
とりあえず、教習所に通いながら、30万円の使いみちを考えようと思う。
【追記】
旧モデルの在庫処分にかぎり、新車値引きも行われるようだ。
コメント
30万円のカスタムは指定のバイクではないようですが適用されたのですか?
こう 様
コメントありがとうございます。
私が契約したときは、
「2018年モデルのSOFTAIL®限定!300,000円分のパーツ&アクセサリーサポート」
というキャンペーンが行われていました。
私が契約した車種は、
2018年モデルの「ヘリテージクラシック(ソフテイルファミリー)」
だったので、キャンペーンは適用になりました。
「Passport to Freedom 2019(免許サポート)」での、10万円も適用されたので、端数の値引きも合わせると、40万円以上のサービスで契約したことになります。
2019年モデルを買うよりも、かなりお得でした。
ただ、このキャンペーンがあったおかげで、スポーツスターファミリーが、検討の対象外になってしまいました。
いま思えば、「XL1200X フォーティエイト」も、よかったかなと思っています。(もちろんソフテイルもいいですが…)
ファミリーによって、同じハーレーでも、ぜんぜん違うバイクなので、値段やキャンペーンに惑わされず、自分が一番乗りたい車種を選んだほうが、あとあと後悔が少ないと思います。
ありがとうございます!!