最近の夏は暑い。
「暑い」よりも「熱い」と書いたほうが、しっくり来る感じだ。
そんな熱い夏に、ハーレーに乗るためには、暑さ対策は必須だ。
しかし、それなりの対策をとろうと思えば、やはりコストがかかる。
今回は、コストをかけない暑さ対策について、考えてみようと思う。
ハーレーに乗らない!
これを言ってしまっては、身も蓋もないのだが、本当に熱い日の、一番の暑さ対策は、ハーレーに乗らないことがいちばんだ。
とくに、熱い日の日中に、市街地などで渋滞にはまったり、信号待ちなど繰り返していては、身がもたない。
最高気温が35度を超えるようなときは、路面温度は、40度を軽く超えている。
下手をしたら50度くらいあるかもしれない。
そこに、空冷のハーレーから発せられる「熱」が加わったら、まさに灼熱地獄だ。
そんな日は、バイクにならずとも、外に出るだけでも熱いのだから、無理をしてハーレーに乗る必要はないと思う。
乗る時間を選ぶ
熱い日にハーレーに乗るなら、日中ではなく、まだ比較的、涼しい時間に出発して、涼しい場所を目指すのが賢い。
道路が混雑する前に、市街地は抜けておけば、渋滞などにはまらなくてすむ。
そして、いちばん熱い時間は、涼しい場所で過ごす。
どうせ、過ごすなら、涼しい場所のほうがいいに決まっている。
または、夜明け前に出かけて行って、午前中には帰って来てしまうという方法もある。
肌を太陽に晒さない
イメージ的に、夏は、Tシャツ一枚でハーレーに乗るのはカッコいいが、実際には、肌を太陽に晒しているのは、かなり熱い。
最近では、炎天下で働く人や、高校球児も肌を露出させてはいない。
腕や首筋などは、長袖を羽織ったり、アームカバーやフェイスカバーなどでガードした方が、実際には涼しいのだ。
それに、思う存分、日焼けをしてしまうと、あとが大変だ。
多少は、日に焼けていたほうが、ハーレー乗りっぽいが、ひどい場合は、「日焼け」というより「火傷」になってしまう。
おわりに
私も、少し前のとても熱い日に、ツーリングに行ったのが、出発は、もちろん早朝だった。
日中は、涼しい山の中の、木陰で過ごしたので、なかなか快適だった。
早朝に出発して、山手に差し掛かったときや、夕方、帰るときには、ところどころ、寒いくらいのところもあったくらいだ。
わざわざ、熱い思いをしてハーレーに乗るのではなく、時間や場所を選んで、賢く快適に乗りたいものだ。
最近の夏の熱さは尋常じゃない。
私は、そんな熱い日に、無理してハーレーに乗る勇気がない軟弱者だ。
以上、「まったく役に立たない暑さ対策」だったが、少しでも参考になれば幸いだ。
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