大型自動二輪免許は、満18歳以上であれば取得可能だ。
さらには、卒業検定を受けるときに18歳になっていればいいので、17歳のうちから教習所に入校して、教習を始めることも可能だ。
では、上は何歳まで可能なのだろうか?
大型自動二輪免許の取得上限年齢は?
大型自動二輪免許は、何歳まで取得することが可能なのだろうか?
現行の制度では、規定の年齢以上であれば、免許取得年齢に上限はない。
つまり、満18歳以上であれば、大型二輪大型二輪を取得するために、教習所に通う資格があるということだ。
実際の取得の際には、年齢に関係なく、視力検査や聴力検査など、身体機能のチェックも行われるので、それらに問題なければ可能ということだ。
上限がないとは言え…
大型二輪大型二輪を取得するための、年齢的な上限はないとはいえ、通常の普通自動車免許などでも、70歳以上になると「高齢者講習」なるものが行われる。
「高齢者講習」の結果次第では、指導員(教官)から免許の返納を薦められることもあるそうだ。
個人差はあると思うが、70歳を過ぎてくると、そろそろ、免許の返納も考える年齢となる。
その歳になって、いきなり大型自動二輪免許を取得するというのも、不可能とは言わないまでも、現実的には難しいのではないかと思う。
普通自動二輪免許を持っていて、日頃から250ccや400ccクラスのオートバイに乗っているような人のことは分からないが、いきなり大型自動二輪免許の取得に挑戦できるのは、実質的には、50代くらいまでではないだろうか?
それに、高齢になってから、仮に大型自動二輪免許を取得できたとしても、その後に乗れる時間は、かなり短いのではないだろうか?
どうしても取りたい人は、まずは、普通自動二輪免許から挑戦するといいのではないかと思う。
普通自動二輪が取れるようであれば、そのまま引き続き教習を続ければ、大型自動二輪免許の取得は可能だと思う。
それに、仮にそこで諦めたとしても、普通自動二輪があれば、400ccまでのオートバイには乗れるのだ。(ハーレーには乗れないけど…)
私の場合
私の場合は、神の啓示を受け(思い立って)40歳代半ばで、大型自動二輪免許取得に挑戦した。
二輪車に乗るのは、はるか昔の高校時代に自転車に乗っていたとき以来だ。
50ccのスクーターにすら、ほとんど乗ったことがない。
自動車の免許を取ったばかりの頃は、MT(マニュアル車)にも乗って、それなりにカーライフを楽しんでもいたのだが、気がつけば、AT(オートマチック車)や、ハイブリッド車にしか乗らなくなってしまった。
思えば、今の自動車は、高燃費で快適だが、まったく面白みがない。
かといって、狭い日本の公道で、ポルシェやフェラーリを乗り回すというのも、現実的ではない(買えないけど…)
そして、なぜか突然、思い立ってハーレーを購入し、大型自動二輪免許に挑戦した。
おわりに
個人的には、大型自動二輪免許に挑戦するのに、40代なら全く問題ないと思う。
ただし、転倒したりしすぎて、恐怖心が根付いてしまうと、なんど挑戦しても、課題を上手くクリアできないかもしれない。
大型自動二輪免許を取るためには、体力や運動神経、反射神経なども重要だが、それにも増して、メンタルが重要だ。
教習所以外でも、自主練習とかができればいいのだが、なかなかそうもいかない。
大型バイクに跨ってみて、怖いと感じるのなら、普通自動二輪から順番に取っていったほうが、結果的には近道になるかもしれない。(女性もその方がおすすめ)
たしかに、いきなり大型自動二輪免許に挑戦したほうが、早くて安いすむかもしれないが、それは、補習などを受けずに、検定もすんなりと合格した場合の話だ。
何度も補習を受けたり、検定を不合格になってしまえば、最終的には、早くも安くもなくなってしまう。
かえって自身を失う結果にもなりかねない。(失った自身を取り戻すのは大変だ!)
はじめに普通自動二輪を取ってから、続いて大型自動二輪免許を取るのは、多少の手間はかかるが、時間も費用も、それほど大きくは違わないので、その方が確実だと思う。
また、仮に大型自動二輪免許は諦めたとしても、普通自動二輪があれば、400ccまでのオートバイには乗れるし、ハーレーにこだわらなければ、意外とそれも楽しいと思う。
私も教習を受けて、250ccくらいの国産オートバイも欲しいと思うようになった。
250ccクラスの中型バイクには、大型バイクにはない面白さがあると思う。(車でいうとNAの1,600〜1,800ccクラスみたいな感じの楽しさ)
というわけで、
何かに挑戦するのに遅すぎるということはないが、大型自動二輪免許に関しては、その後に乗れる年数も考慮して、50代くらいまでには取得しておきたい。
*この記事は、あくまでも個人的な見解です。
実際には、やる気さえあれば、60歳でも70歳でも、取得は可能だと思うが、とりあえずは、家族に相談してみるのが懸命だろう。
そして、実際に教習所に行って、説明を聞いたり、教習の様子を見たり、実際に教習車に跨ったりしてみてから決めてもいいと思う。
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