寒くなると、ネックウォーマーがありがたい。
ネックウォーマーで、首だけではなく、目の下まで覆ってしまえば、その上はサングラスなどのアイウェアをしているはずなので、フルフェイスのヘルメットや、ジェッペルのシールドなしでも、なんとかなる。
しかし、気温が下がってくると、ある問題が起こる。
それは、アイウェアの曇りだ。
フルフェイスやジェッペルのシールドも曇るのかもしれないが、使っていないので、いい加減なことは書けない。
今回は、ネックウォーマーを使用したときの、サングラスの曇りについて。
RIDEZ プロテクション サングラス
ネックウォーマーを目の下までかぶっても、走っているうちは、風が抜けるので、サングラスは曇らない。
私が使用している調光のサングラスは、風の侵入を防ぐ、防風・防塵パットがついているので、走っているときは、目に風が入ってこないようになってはいるが、それでも微妙に風が抜けるように設計されている。
そのため、走っているときには曇らなくても、信号などで停車すると、一気に曇ってしまう。
このサングラスは、気に入っているが、おそらく廃版になっているので、私は、予備にもう一つ買ってある。
万が一、ツーリング中に、サングラスをなくしたり、壊れた場合は、帰れなくなってしまうので、サドルバッグに予備として入れてある。
サングラスの曇り対策
サングラスが曇ってしまうことの対策としては、停車する直線に、ネックウォーマーを鼻が出るくらいまで、少し下げてから停車し、発進したら、またネックウォーマーを上まで上げるようにすれば、サングラスの曇りは防げる。
だが、いちいちそんなことをするのも面倒だ。
しかし、実際に、夜間などにサングラスが曇ってしまうと、前がまったく見えないことがある。
少し走り出せば、一気に曇りも取れるが、それまでの間が危険だし、本当に曇ってしまうと、そもそも、信号が青に変わるのも分からない。
メガネのくもり止め
昼間もそうだが、夜間に、サングラスが曇ってしまうのは、とくに危険だ。
そこで、何か対策をしなければと考えた。
そういえば、メガネをかけている人が、マスクをつけると、メガネのレンズが曇るということは知っていた。
現象としては、だいたい、それと一緒だ。
そこで、Amazonであるものを注文してみた。
これを塗れば、ネックウォーマーをしても、サングラスが曇らないはずだ。
おわりに
早速、届いた「メガネのくもり止め 濃密ジェル 耐久タイプ」を、サングラスに塗ってみた。
この商品の使い方は、至って簡単だ。
サングラスの、内側と外側の両方にジェルを塗り込んで、拭き上げるだけだ。
試しに、ジェルを塗ったサングラスに、「は〜」っと息を吹きかけてみたが、まったく曇らなかった。
これは、安い割に、使えそうだ。
いちどの塗布(コーティング)で、どれくらい効果が続くのかは、まだ不明だが、この商品1本で、およそ100回分、使えるとのことなので、ツーリング前には、なるべく塗るようにしようと思う。
「メガネのくもり止め 濃密ジェル 耐久タイプ」の注意点として、
* カラーコーティング・ミラーコーティングされたレンズ(サングラス・ゴーグル・ヘルメットシールド)には使用できない
* 防曇加工されている一部のレンズには、効果を発揮しないことがある
と書かれている。
実際には、これらのレンズで、効果があるのかないのか分からないが、カラーコーティングやミラーコーティングされたレンズや、防曇加工されたレンズを使用している人は、注意が必要だ。
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