トライアンフ ボンネビル ボバー ブラック(2020年モデル) 試乗!【ハーレー(FLHC)と比較】

ボンネビル ボバー ブラックHERITAGE CLASSIC
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前々から気になっていた、トライアンフの ボンネビル ボバー ブラック(2020年モデル)に試乗してきた。

 

実は、私は、ハーレーに乗るまでは、トライアンフという、バイクメーカーがあることすら知らなかった。

 

調べてみると、意外と近くに、トライアンフのディーラーがあることがわかり、早速、行ってみた。

 

そして、気になっていた、ボンネビル ボバー ブラック(2020年モデル)の試乗車があったので、30分くらい試乗させてもらった。

  

バイクとハーレー

そもそも、私は、「バイク」ではなく、「ハーレー」に乗ろうと思って、大型自動二輪の免許を取ったのだが、いざ、ハーレーに乗り始めてみると、「バイク」の楽しさが分かってきた。

 

そして、急に、ほかのバイクにも興味が湧いてきた。

 

ハーレー乗りのなかには、ハーレー以外のバイク(特に国産車など)に興味がなかったり、バカにしたりする人もいるが、ハーレーだけがバイクではないし、もちろん、国産車でも輸入車でも、世の中に、いいバイクはたくさんある。

 

私がトライアンフの存在を知ったのは、たぶん、たまたまネットでみたからだと思う。

 

40年以上も生きてきて、トライアンフというものを、始めて認識したわけだ。

実際には、なんども道路で見かけていたのかもしれないが、人は、興味のないものには反応しないし、認識できないものだ。

 

逆に、興味があるものには、カラーバス効果が働くので、あちこちで見かけるようになる。

 

とはいえ、トライアンフを知ってからは、ときどき、トライアンフに乗っている人を見かけるようにはなったが、それでも、絶定数は多くないように思う。

ボンネビル ボバー ブラック 試乗

トライアンフ ボンネビル ボバー ブラック に試乗した感想としては、とても面白かった。

 

実際には、バイクのタイプはまるで違うが、自分がトライアンフに乗っているイメージは、トム・クルーズがノーヘルにサングラスで、戦闘機の横をかっ飛んでいるようなイメージだった。(あくまでもイメージ)

 

トップガン

映画 トップガンより

 

私は、教習車とハーレーくらいしか乗ったことがないので、バイクについては、それほど詳しくないので、自分が乗っている2018年モデルのFLHC(ヘリテイジクラッシック)と比較して、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラック に試乗した感想を書いてみようと思う。

 

並べてみると、この2代は、意外と雰囲気が似ているような気がした。

 

ボンネビル ボバー ブラック

ボバーブラック(手前)とFLHC(奥)

FLHC と ボバー ブラック

自分が乗っている2018年モデルのFLHC(ヘリテイジクラッシック)と、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラックを比較すると、次のような感じだった。

トライアンフ ボンネビル ボバー ブラックのよいところ

・圧倒的に軽い

・取り回しがらく

・エンジンパワーも扱いやすい

・ギヤが入りやすい

・ノーマルでもいい音

・けっして遅くない

・たぶん乗っている姿がかっこいい(自分ではみれないが)

トライアンフ ボンネビル ボバー ブラックのよくないところ

・丸型のバーエンドミラーは、死角が多い

・ウインカースイッチが左しかない

・ウインカーが自動で消えない

・ニーグリップができそうだが、しづらいタンク形状

・シートが硬い

・意外とヒラヒラ感がない

・ブレーキの効きがイマイチだった

  

ボンネビル ボバー ブラック 試乗の感想

排気量1200ccの水冷SOHC並列2気筒エンジンを積んだ、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラックは、非常に扱いやすいバイクだった。

 

足付きもハーレーに負けないくらいいいので、おそらく、大型自動二輪の免許を取ったばかりの人や、女性でも、すぐに乗りこなすことができるバイクだと思う。

 

ただし、シートが固かったり、ノーマルのハンドルポジションだと、

「長距離はちょっとキツいかも?」

という印象だった。

 

ハーレーでいうと、スポーツスターに近いバイクだと思うが、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラックのほうが、断然、お洒落だと思う。

 

また、ハーレーの場合は、ノーマルマフラーだと、ショボすぎる音しかしないが、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラック は、

「ノーマルのままでもいいかも?」

と思えるくらい、心地の良いジェントルなサウンドだった。

 

並列で水冷だが、2気筒エンジンなので、ハーレーののような鼓動感もある。

 

また、トライアンフの場合、おそらく、ハーレーのように、買ってがお金がかかる、というようなことはないだろう。

おわりに

ボンネビル ボバー ブラック は、絶対的な速さはないかもしれないが、街中でこんなのに乗っていたら、かなりお洒落だと思う。

 

もう一台、買えるなら、ぜひとも買いたいと思った。

 

しかし、試乗後に、自分のハーレー(FLHC)に乗って帰るときに思ったのだが、FLHC(ヘリテイジクラッシック)のほうが、圧倒的に乗りやすい。

 

もしかしたら慣れの問題も大きいのかもしれないが、FLHCのほうが、ヒラヒラとよく曲がるし、トルクも大きいし、ハンドルもアップハンドルで、シートもフカフカなので、乗っていて、すごくラクだと思った。

 

ボンネビル ボバー ブラック は、いいバイクで、実際に欲しいと思うが、今回の試乗は、FLHC(ヘリテイジクラッシック)の良さと、乗りやすさを再認識する結果になった。

 

やはり、FLHC(ヘリテイジクラッシック)は、クルーザー(ツアラー)だ。

 

そして、クルーザー(ツアラー)とは、乗っていて、こんなにも快適なものだということを、再認識した。

 

ただ、トライアンフ ボンネビル ボバー ブラック は、とてもお洒落なバイクなので、クルーザー(ツアラー)のほかに、街乗り用として、ぜひとも欲しいと思ったバイクだった。

  

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