今年も7月になった。
1年の半分が終わったということだ。
相変わらずの雨や曇りがの日が多く、ムシムシとした日々が続いている。
梅雨らしい梅雨だ。
今年の梅雨も、雨量は若干、少ないかもしれないが、昨年と同じような感じだ。
なぜ、去年の梅雨のことを覚えているのかというと…
教習所
昨年(2019年)は、5月2日に大型自動二輪免許を取るために、教習所へ行き始め、5月・6月・7月の3ヶ月かけて、免許を取得した。
1年前に、思いきって免許を取って、ほんとうに良かった。
もしも、1年ずれていたら、コロナの影響で、教習所に通えなかったり、途中で、教習がストップしてしまったことだろう。
ほんとうによかった。
教習所では、梅雨(6月)になってから、キャンセル待ちで、連日、予約が取れたので、一気に教習が進んだのを覚えている。
雨の夜間教習は、カッパを着て蒸し暑かったり、視界が悪かったり、また、寒い日があったりと、大変だったが、1週間に1回くらいしか予約ができない状況だったので、かなり有り難かった。
梅雨のおかげで、教習が進み、本来であれば、6月後半には、免許が取れているはずだったのだが、クランクだけが、どういうわけか苦手になってしまい、2回も卒検に落ちてしまった。
そのため、卒業が2週間ほど遅れてしまった。
卒検(卒業検定)
卒検に合格すれば、免許取得は目前だ。
しかし、卒検に落ちると、補習を受けて、それが終わると、次回の卒検の予約ができる。
混んでいれば、すぐに補習が受けられないこともある。
仕事をしながら教習所へ通っている場合、混雑具合にもよるが、いちど卒検に落ちると、補習もあるので、1週間単位で、卒検の受験が先延ばしになってしまう。
つまり、1週間単位で、免許の取得が遅れることになりかねない。
しかも、いちどならまだしも、複数回、不合格になると、メンタル的にもヤバくなってくる。
技術的には、すべてクリアできていても、いざ、本番となると、緊張して力が入ってしまったり、焦ってしまったり、コースを間違えたり…と、普段なら普通に出来ることができなくなる。
そして、
「もう、これ以上、落ちるわけには行かない!」
と思うと、余計にミスしやすくなる。
やはり、最後は、メンタルが重要だ。
緊張してもいいことなんてない!
卒検は、余計なことは考えず、ゲーム感覚で臨んだらいいと思う。
ゲーム感覚で卒検に臨むとは言っても、タイムや得点なんて、全く気にする必要はない。
目指すは、完走だけだ。
たとえ、コースを間違っても、大丈夫。
もちろん、小さなミスは減点の対象にはなるが、卒検は、高得点を争うゲームではない。
とにかく、大きなミスをせずに、完走できたら、それでOKなのだ。
ただし、無事に走りきれたとしても、緊張のあまり信号無視など、重大な交通違反を犯してしまうと不合格になる。
緊張しすぎると、信号無視をしたことすら覚えていない場合もあるようだ。
実際に、同じ卒検グループのなかで、そういう人がいた。
緊張しても、よいことなど、なにもない。
技術は免許を取ってから、いくらでも練習できる。
しかし、そのためにも、まずは、免許を取って、好きなだけバイクに乗れるようにならなくてはならない。
おわりに
免許を必要としないクローズドコースで、練習ができればいいのだが、なかなか、そうもいかない人のほうが多いと思う。
せいぜい、自転車でバランスの練習やイメージトレーニングくらいだろう。
バイクに乗るためには、とにかく、気合と根性で免許を取ってしまうしかない。
諦めなければ、なんとかなる。
およそ1年前になるが、3回目で卒検に合格したときは、ほんとうに嬉しかったのを、今でも、はっきりと覚えている。
おそらく、すべての人生のなかでも、かなり嬉しかった1日の、上位にランクインする1日だったと思う。
大げさかもしれないが、苦労したこともあり、ほんとうに嬉しかったのだ。
いま現在、教習所で奮闘している人や、これから免許を取ろうとしている人は、とにかく、諦めずに、頑張って免許を取って欲しい。
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