7月になると、大型自動二輪の免許を取って丸1年になる。
そして、ブルターレ(ネイキッド)を買ってからは、約2ヶ月だ。
実際にはつけていないが、そろそろ、心の中の初心者マークを外したいころだ。
少し前までは、初心者ということで、なんとなく自信なく乗ってきたが、いつまでもそれではいけない。
膝擦り
今後は、ハーレーは、気分転換で乗るとして、そろそろブルターレを乗りこなしたい。
免許を取る前には、まったく興味がなかったが、ネイキッドだが、乗ってみると、これが、かなり面白い。
季節は梅雨だが、チャンスがあれば半日くらいなら、乗れる休日もあるので、最近は、ブルターレでの練習に励んでいる。
少し前から、膝擦りにも挑戦しようと思い、KOMINE(コミネ)の取り付けベース付のバンクセンサー(ニースライダー)をつけて走るようになった。
しかし、もちろん、そんなに簡単に膝は擦れない。
そして、膝擦り以前に、まずは、ハングオフフォームの習得が必要だと気がついた。
ハングオフフォームの習得
ヒザ擦りをするためには、まずは、正しいハングオフフォームの習得が必要となる。
何も考えずに、膝擦りに挑戦してみても、膝と地面の距離は、なかなか縮まらない。
美しくムリのないハングオフができてこそ、結果的にヒザが擦れるのだろう。
俗に言う「ムリ膝」を目指してもダメなのだ。
しかし、正しいハングオフフォームというのは、いったい、どのようなものなのだろうか?
ハングオフのポイント
ハングオフフォームをネットで調べてみると、ケニー佐川氏の記事が見つかった。
なるほど、これを読むと、なんだか次回は、正しいハングオフフォーム&膝擦りができそうな気がしてきた。
やはり知識は必要だ。
「ハングオフの完成形」としてヒザ擦りがある、と考えます。
つまり、そう考えていただきたいのです。
逆に勢いだけでバンクさせてムリにヒザを当てようとしても、なかなか擦れないどころか転倒のリスクが増えるだけです。
ハングオフのポイントですが、まず「大きく腰をずらす」のが基本です。
自分ではずらしているつもりでも、実際に走り出すとどうしてもアクションが小さくなってしまう場合がほとんどです。
腰のずらし方も重要。
ただ横にずらすだけでなく、脇腹を緩めて尻の位置を下げ、さらにイン側斜め前方にスイングさせていくイメージで動かしてみてください。
また、頭の位置はセンターのまま肩と腕はリラックスし、外足できっちりタンクをホールド。
内足は爪先を引っ込めて足裏を車体側に向けるなど、ディテールまでこだわって最初からきっちりフォーム形成していくことが結局は安全で早道です。
ハングオフにおいては、腰を大きく移動させながらヒザを開いていくため、特に股関節や腰椎、体側部の柔軟性が大事です。
柔軟性があれば怪我もしにくく、身のこなしもスムーズになりますし、ライディングも楽になります。
抜粋出典:Webikeみんなのスクール
太字の箇所が、個人的に欠けている部分であることが分かったので、次回は、その辺りを意識して練習してみようと思う。
倒し込み
車体をバンクさせられなければ、当然、膝は擦れない。
車体をバンクさせるためには、そのための「きっかけ」が必要だ。
そもそも、直進するバイクは、セルフステア機能やジャイロ効果などによって、そのまま直進し続けようとする。
そのため、走り出してしまえば、直進に関しては、あまり怖くない。
しかし、曲がり方を知らないと、コーナーで怖い思いをすることになる。
「やばい!曲がらない!」
と思うと、上半身に力が入ってしまい、セルフステアも阻害してしまい、余計に曲がらない。
初心者にありがちなその状態は、ほんとうに怖い。
きちんと曲がるためには、理論的には、一度、車体のバランスを崩す必要があるようだ。
そして、車体のバランスを崩すためには、きっかけづくりが必要になる。
ブレーキング+ハングオフ
車体のバランスを崩して、倒し込みをすため必要な、きっかけづくりとしては、
・ブレーキング(フロント)
・ステップワーク
・タンクプッシュ(外ひざ)
・内ひざ開き
などがあり、それぞれをうまく組み合わせて、車体をバンクさせるためのきっかけや、バンクをキープするための操作を行う。
そして、これは、ブレーキング+ハングオフで成り立っていることに気がつく。
これらを極めれば、膝擦りは自然とできてしまうと思われる。
おわりに
前回の練習では、いちども膝を擦れなかったが、いろいろ調べながらこれを書いていて、なんとなく原因がみえてきた。
「ハングオフのポイント」で太字にした、
・ただ横にずらすだけでなく、脇腹を緩めて尻の位置を下げ、さらにイン側斜め前方にスイングさせていくイメージ
・内足は爪先を引っ込めて足裏を車体側に向ける
・股関節や腰椎、体側部の柔軟性が大事
などが、ぜんぜん、できていなかった。
実際に擦ったのは、膝ではなく両足のシューズだったことからも、「内足は爪先を引っ込めて足裏を車体側に向ける」ことができていなかったことは明らかだが、そんなことは今回、初めて知ったのだから仕方がない。
しかし、知れば納得だ。
外足だけは、タンクをホールドするために爪先でステップを踏んでいたが、内足の使い方にもコツがあったとは…
あとは、もっと大きく腰をずらしたり、膝を開けば、自然に膝を擦ってしまうのではないかと思う。
しかし、私は体が固いので、大きく膝を開くために、最近、股関節のストレッチを行うようになった。
大きく膝を開こうにも、体が硬いと、なかなか開けないことが分かったからだ。
とにかく、理屈が分かったので、あとは練習あるのみだ。
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