ハーレーを納車して約1ヶ月、ディーラーの初回点検を受けて、「HERITAGE CLASSIC・ヘリテージ クラッシック・FLHC」が戻ってきた。
本来ならば、1週間も預ける必要はない。
予約をとって点検を受ければ、数時間で終わる作業だ。
ただ、暑さ(熱さ)と忙しさで、どうせ、平日は乗らないだろうと思い、先週末のツーリングの帰りにディーラーに立ち寄って預けておいたのだ。
今回は、新車の初回点検について。
初回点検
ハーレーの初回点検は、納車後の慣らし運転が終わったころにしてもらう、愛車を点検のことだ。
初回点検の目安としては、納車から1ヶ月、もしくは、走行距離が800kmとされている。
私の場合は、ちょうど1ヶ月、925Kmでの初回点検だった。
初回点検では、主に、
・動力伝達装置点検
・ステアリング装置点検
・ブレーキ点検
・足回り点検
・電気装置点検
・走行装置点検
・その他点検
などが行われる。
点検の様子は、「初回点検記録簿」に記録される。
エンジンオイル交換
初回点検では、エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。
新車のギアは、まだまだ鋭く角が残っている状態で、走っていると金属同士が触れて摩耗する。
それは自然な現象で、その角が取れていくことを「アタリがつく」と言ったりする。
金属同士の摩耗によって、目に見えない金属の鉄粉がオイルに混じり、それにより、ピストンを傷つけたり、最悪の場合、ギアの破損にも繋がってしまうこともあるという。
初回点検時のオイル交換は、定期的なオイル交換とは別の意味があるのだ。
私の場合は、納車時に「オイル添加剤」を入れてみた。
⇒ ハーレーの慣らし運転に HRD BREAK-IN オイル添加剤は必要か?【ハーレー慣らし運転】
初回点検に出す際に、「必要ならもう一度入れてもいい」と伝えておいたが、「まぁ、大丈夫でしょう」ということになり、初回のみで入れるのはやめた。
実際に、「オイル添加剤」の効果が分かるのは、相当な距離を乗ってからということだ。
おわりに
初回点検では、気になる点は、どんどん伝えたほうがいい。
しかし、ブレーキの鳴きに関しては、個体差もあるようだが、ある程度は仕方がないようだ。
私のハーレーは、リアブレーキが、けっこう鳴く。
また、キーレス車には関係ないが、現行のスポーツスターファミリーなど、キーを回してエンジンをかけるタイプの場合、キーが回りづらいというのも、鍵山が擦れてアタリが出るまでは、仕方がないと言っていた。
そして、ニュートラルに入りづらいという声も多いようだが、これについては、最近のモデルは、昔のモデルに比べれば、だいぶ改善されているようだ。
ニュートラルに関しては、乗りながらコツを掴むしかないと思う。
本来は、自分で点検するべきだが、なかなかできないことが多い。
最低限、ディーラー等で定期的に点検することで、愛車のコンディションをいい状態に保ち、長く乗っていきたい。
また、少しずつ、自分で整備できることも増やしていこうと思う。
納車時
1ヶ月後
ということで、「一次慣らし」と初回点検が終わると、次は、「二次慣らし」期間になる。
「一次慣らし」では、概ね3,000回転以下を心がけてきたが、これからは、もう少し回していこうと思う。
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