警察庁交通局運転免許課の調べによると、平成30年時点での自動二輪の運転免許の保有者数は、以下の通りとなっている。
・大型自動二輪免許所持者(大型二輪)… 23,981人
出典:警察庁交通局運転免許課
全免許保有者数は、8,200万人ほどいるなかで、普通自動二輪免許を持っている人は14.2万人ほど、大型自動二輪免許を持っている人は、わずか2.4万人ほどという少ない人数だ。
とくに大型自動二輪免許を持っている人は、あまりにも少ない。
データが間違えているのではないのか、と思えるほどの少なさだ。
⇒ 大型自動二輪免許 保有者数はどれくらい?【大型免許を取ってハーレーに乗ろう!】
では、年齢別にみると、どのような割合になっているのだろうか?
年齢別保有者
平成30年時点での年代別の自動二輪の運転免許保有者数は、以下の通りとなっている。
大型二輪 | 普通二輪 | |
16〜19歳 | 388 | 31,709 |
20歳〜29歳 | 2,131 | 28,847 |
30歳〜39歳 | 1,857 | 18,707 |
40歳〜49歳 | 2,366 | 19,630 |
50歳〜59歳 | 1,596 | 14,357 |
60歳〜69歳 | 6,593 | 7,091 |
70歳〜79歳 | 5,555 | 10,689 |
80歳以上 | 3,495 | 10,587 |
合計 | 23,981 | 141,617 |
出典:警察庁交通局運転免許課
これをみる限り、普通自動二輪免許所持者は10代〜20代が多いことがわかる。
それに対して、大型自動二輪免許所持者は、60代以降が圧倒的に多いことがわかる。
しかし、この結果には注意すべき点がある。
過去の免許制度
過去の免許制度では、
・1959年(昭和34年)以前に生まれた人は、いきなり排気量限定なしの自動二輪免許が取得できた。⇒ 現代の60代以降
・1947年(昭和22年)年以前に生まれた人は、普通免許の取得すると、排気量限定なしの自動二輪免許がオマケでついてきた。⇒ 現代の70代以降
という歴史がある。
これらを踏まえると、
実際には、60代以降(とくに70代以降)のデータは、あまり当てにならないような気がする。
おわりに
あなたは、いま何歳だろうか?
バイク経験ゼロの私は、40代半ばでいきなり大型自動二輪免許に挑戦した。
こんなことは言いたくないのだが、40代ともなると、反射神経や体力面など、さまざまな面で、けっこうな衰えを自覚せざる負えない。
もっと若い頃だったら、簡単にできたであろうことができない。
情けないと思うが、物覚えも悪くなる。
個人差もあるとは思うが、年齢には勝てないのだ。
だから、もしも、あなたがバイクに乗ってみたいと思っているとしたら、急いで二輪免許を取ったほうがいい。
若ければ若いほど、免許取得はラクなはずだ。
そして、免許取得が早ければ早いほど、その先のバイクに乗れる時間が長くなる。
迷っている時間が無駄である。
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