タナックス MOTOFIZZ シェル シートバッグ(SS・容量5L)を試してみた感想【MFK-236CA】

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バイクは積載が非常に乏しい乗り物だ。

 

車では、よく2シーターのスポーツカーの積載量の少なさが問題視されるが、バイクに比べれば、2シーターのスポーツカーのほうが、遥かに積載スペースがある。

 

エンジンがミッドシップレイアウトでなければ、リアにトランクもあるだろうし、多少は室内にも収納できる。

 

ひとりで乗るときには、助手席も使える。

 

スクーターなどを除くバイクの場合は、パニアケースやサドルバッグを取り付けないと、ほぼ収納スペースはない。

 

車種によっては、シート下に収納スペースがあったりもするが、容量的には乏しい場合が多い。

  

ハーレーの積載

バイクのなかでも、ハーレーは比較的、積載スペースが確保しやすい。

 

ハーレーと言えばサドルバッグというくらい、ハーレーには、高確率でサドルバッグをつける人が多い。

 

HARLEY DAVIDSON

 

サドルバッグは片側(主にマフラーのない左サイド)だけにつける人が多いのだが、パニアケースとなると両側についているモデルも多い。

 

長距離を走ることを前提としたハーレーのツーリングモデル(ツーリングファミリー)の場合、ほとんどのモデルで、はじめから両サイドにパニアケースがついている。

 

ツーリングファミリーよりも小さなモデルのハーレーは、どちらかというと、サドルバッグを後から取り付ける場合がほとんどだ。

 

また、キャンプツーリングなどをする人は、キャリアやシーシーバーを利用して、たくさんの荷物をくくりつけて走る人も多い。

 

俳優の岩城滉一氏のハーレーが、そんな感じだった気がする。

 

いずれにしても、ハーレーの場合は、積載を確保する方法がいくつかあるので、そのなかから好みの方法を選べばいい。

サドルバッグは便利

私のハーレー(FLHC)には、ツーリングファミリーのように、両サイドにパニアケースがついているモデルとなる。(すぐに外してしまったが…)

 

FLHC(ヘリテージクラッシック)は、ソフテイルファミリーではあるが、ツーリングファミリーのロードキングに近い。

 

FLHCは、まだバイクの免許がなかったときに買ってしまったので、バイクのことが何もわかっていなかった。

 

いま買うとしたら(ハーレーは買わないと思うが)いちばん小さなスポーツスターを選ぶと思う。

 

私は、どこまでも続く真っ直ぐな直線(日本では高速道路?)を、だらだらと走るのが好きではない。

 

そんな人間に、アメリカ大陸を横断するような大きなハーレーは合っていなかったのだ。

 

それに、すり抜けができないバイクの場合、渋滞にハマると悲劇だ。

 

ハーレーに関しては、良い面と悪い面があるのだが、いずれにしても、積載(サドルバッグ)があるというのは、ツーリングに出かけるときには、便利なものだ。

  

ブルターレの積載

ハーレーに乗るときは、サドルバッグがあるので、積載に困らなかったが、ブルターレに乗るようになってからは、かなり困るようになった。

 

ブルターレには、かろうじてETCが取り付けられるスペースがあるだけで、あとは、どこにも何も入らない。

 

あまりブルターレのデザインを壊すものを装着したくなかったので、ウエストポーチなどで頑張ってきた。

 

しかし、ウエストポーチに入るものなど、スマホはモバイルバッテリー、小さめの財布や小銭入れ程度のものだ。

 

ウエストポーチでは、防寒用のウェアを入れたりすることはできない。

 

リュックサックやボディバッグという方法もあるが、私は上半身に何かを身に着けてバイクに乗るのが好きではないので、やはり何かをつけるしかない考えていた。

シートバッグ

バイクのサイドに取り付けるパニアケースではなく、リヤシートの上に取り付けるシートバッグというものがあることを知ってから、それが気になっていた。

 

装着した姿は、カッコいいとまでは言えなくとも、なんとか許容範囲ではないかと期待して、試しにひとつ購入してみることにした。

 

購入したのは、最も小さな5Lのシートバッグで、アグスタのリヤシートの上にちょうど乗りそうな大きさだった。

 

 

取り付けには、はじめは手間取ったが、慣れてしまえば簡単だと思う。

 

ただ、長過ぎるベルトの処理に苦労しているので、思いきって切ってしまおうかと考えている。

 

5Lサイズは、かなり小さいが、ブルターレでは、これ以上大きいサイズだとカッコ悪くなってしまうのは明らかだ。

 

シートバッグ

 

5Lでも、厚手のウェア等は入らないが、小さく丸めた薄手のダウンジャケットなどなら余裕で入る。

 

逆に、中に入れるものが少なすぎると、走行中にシートバッグの中でモノが暴れてしまうので、それを防ぐためにも、タオルや薄手のウェアなどを隙間を埋めるためのアンコとして入れていくと良さそうだ。

  

おわりに

ブルターレには、本当は何もつけたくなかったのだが、やはり積載がゼロというのも、なかなかツライものがある。

 

ということで、5Lという小ぶりのシートバッグを試しに取り付けてみた。

 

欠点は2つ。

 

まず、見た目的には、やはりカッコいいとは言えない。

 

そして、乗り降りの際に、どうしても、右足で蹴っ飛ばしてしまう。

 

良い点は、もちろん積載量が増えるということに尽きる。

 

そして、それによって、体がフリーになる。

 

シートバッグを購入してから、実際に、2回ほど装着してツーリングに行ってみたのだが、2回とも、寒さ対策に持っていったインナーダウンが役に立った。

 

また、春や秋には、ネックウォーマーなども持っていったり、外したものを収納したりするのに役立つだろう。

 

そして、これまで買うことのできなかった、ちょっとしたお土産を買うことが可能になった。

 

こけパン

 

車なら気にならないが、バイクの場合、買っても持って帰れないという問題があるので、収納スペースがないと、ツーリング先で何も買えない。(こけパンうまかったw)

 

スタイル的には、イマイチではあるが、乗っている自分からは、まったく見えないので、乗っているときには、さほど気にならないし、ライディングの邪魔をすることもない。

 

これからも、丸一日、走るような、そこそこの距離を走るツーリングのときは、装着して行こうと思う。

 

SSタイプ(容量5ℓ)のほかにも、MTタイプ(容量10-14ℓ)やGTタイプ(容量14-18ℓ)もあるので、自分の乗っているバイクのリヤシートの大きさにあったシートバッグが選べる。

 

また、カラーは、カーボン、ブラック、シルバーの3色から選ぶことができる。

タナックス MOTOFIZZ シェル シートバッグ

SSタイプ[容量5ℓ]

MTタイプ[容量10-14ℓ]

GTタイプ[容量14-18ℓ]

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