高速道路を使う冬の長距離ツーリングに備えて、急遽、SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルを購入した。
レンズカラーはスモークだが、届いてから、夜間に試してみたら、視界は良好だったので、日中でなくても問題なく使えることが確認できた。
今回は、冬の日帰りロングツーリングで、SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルを使用した感想をシェアしようと思う。
視認性
これまでは、サングラスしか使ったことしかなかったので、今回、初めてゴーグルというものを使ってみたが、視認性は抜群だ。
外見は、レンズに薄くスモークがかかっているのだが、夜間だろうとトンネルだろうと、まったく問題ない。
逆に、太陽が正面にあるようなときは、眩しかった。
ゴーグルの下にメガネをかけることもできるということなので、小さめのサングラスであれば、着用できると思う。
ゴーグルの下にサングラスをかければ、眩しさは軽減されると思うが、レンズが調光のサングラスでないと、トンネルなどで急に暗くなると、前が見えなくなって、怖い思いをするかもしれない。
しかも、上にゴーグルをしているので、簡単にサングラスを外すこともできないので、より危険だ。
本当は、ゴーグルのレンズが調光だと理想的だが、SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルは、価格が安いので、そこまでの機能はない。
風の巻き込み
サングラスと違って、SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルの風の巻き込みは皆無だ。
「皆無」と書いてしまったが、実際には、通気性があるので、多少は風が少し流れ込んできていると思うのだが、まったく気にならない。
逆に、通気性がないだと、ゴーグルの中が曇ったり、蒸れたり、汗をかいてしまうので、不快だ。
通気性があるおかげで、ゴーグル内は曇らないし、蒸れたりもしないので快適だ。
滑り止め付きベルト
SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルは、ベルトも優秀だ。
ベルトの裏側に滑り止めが付いているので、ヘルメットからズレて取れるようなことはない。
滑り止め付きベルトのおかげで、ゴーグルを目から外して、ヘルメットに引っ掛けたまま走行することもできる。(その時は、危険なので、メガネやサングラスを!)
また、ベルトは、それほど締め付けなくても、滑り止めのおかげで、十分に固定されるので、思いっきり締め付けなくても、ゴーグルが飛んでしまうようなこともない。
また、ベルトにはロゴが入っていない、無地のベルトが使われている。
おわりに
SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルを、冬の寒い日に、ジェッペルとKOMINE(コミネ)のバイク用防寒フリースマスクと組み合わせて、暗い時間も明るい時間も、トンネルも高速道路も走ってみたが、かなり快適だった。
視界は広く、視認性は抜群で、普通に使っていれば、曇ったり、蒸れたり、汗をかいたりすることもない。
ただし、ネックウォーマーを鼻の上までかぶせて、顔がどこも出ないような使い方をすると、停車中は曇る。
走り出せば、通気性があるので、曇は取れるが、走り始めが少し危険だ。
しかし、停車時にそこまでやってしまうと、暑くなってしまうので、私は鼻のあたりは、外に出すようにして乗っていたため、まったくゴーグルのレンズが曇ることはなかった。
そのほうが息苦しさがなくていい。
また、高速道路での走行は、太陽に向かって走るのでなければ、快適そのものだ。
通気性があるとはいっても、目に風を感じるようなことは一切ない。
昼間でも夜間でも、トンネル内でも、視認性は抜群だ。
見た目的にも、ジェッペルやオフヘルとの相性は抜群だ。
ただし、ゴーグルの使用は、外気温が概ね10℃以下の寒い日や、高速道路を走行するときなどが快適で、外気温が高い一般道を走るときなどは、やはりサングラスのほうが気持ちがいいと思う。
余裕があれば、サングラスもサドルバッグなどに忍ばせておくと、日中に気温が上がったときや、高速道路を降りたときなどに、付け替えて走ることができる。
ヘルメットの後付シールドは使ったことがないが、高速走行でバタついたり、ガタつくというので、今回、ゴーグルを試してみたのだが、この選択は正解だった。
真冬でも、フルフェイスヘルメットをかぶることに抵抗がある人は、ぜひ、SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルを試してみてはどうだろうか。
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