「HERITAGE CLASSIC(ヘリテージクラッシック)」の2020年モデルは、同じ Milwaukee-Eight を積む、2018年モデルや2019年モデルと比較して、どのように変わったのだろうか?
2018年モデルや2019年モデルのオーナーや、2020年モデルと比較検討してから、2019年モデルを買おうかどうか迷っている人にとっては、気になるところである。
2018年モデルと2019年モデルの違いは、はっきり言って、よく分からなかったので、どちらを選んでも問題なかった(と思う)。
しかし、2019年モデルと2020年モデルに関しては、必ずしもそうとは言えなそうだ。
エンジン ラインナップ
2020年モデルになっての大きな変化は、エンジンラインナップだ。
エンジン自体は、引き続き Milwaukee-Eight のままで変更はない。
しかし、日本に導入される車種は、Milwaukee-Eight114 搭載車種のみとなる。
どうやら、Milwaukee-Eight107を積んだ「HERITAGE CLASSIC 」は、日本には導入されないようだ。
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテージクラッシック)」の2020年モデルの、公式ウェブサイトでの名称は、「2020 HERITAGE CLASSIC 114」となっている。
Milwaukee-Eight107を積んだ車種が導入されないのは、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテージクラッシック)」の他にも、「BREAKOUT(ブレイクアウト)」、「FAT BOY(ファットボーイ)」、「FAT BOB(ファットボブ)」の3車種となっている。
フューエルシステム
また、日本の公式ウェブサイトによると、フューエルシステムが、
2019年モデルの
「インジェクション(Electric Sequential Port Fuel Injection)」
から、
2020年モデルは
「電子シーケンシャルポートフュエルインジェクション(ESPFI)」
と書かれている。
しかし、フューエルシステムについては、実際には、書き方が違うだけで、
「Electric Sequential Port Fuel Injection = 電子シーケンシャルポートフュエルインジェクション= ESPFI」
なので一緒だ。
価格設定
「2020 HERITAGE CLASSIC 114」の価格設定は、以下の通りとなっている。
・ビビッドブラック: ¥ 2,774,520 〜
・モノトーン: ¥ 2,816,640 〜
・ツートン: ¥ 2,855,520 〜
・カスタムカラー: ¥ 2,857,680 〜
・カスタムのツートンカラー: ¥ 2,857,680 〜
2019年の114搭載モデルと比較すると、若干ではあるが、安く設定されているようだ。
ボディカラー
「2020 HERITAGE CLASSIC 114」のボディカラーは、以下の通りとなっている。
・ビビッドブラック
・ビリヤードバーガンディ
・シルバーパイン/スプルース
・ビリヤードレッド/ビリヤードブラック
・タヒチティール
・焦げたオレンジ/シルバーフラックス
このなかでは、やはり、ビビッドブラックが一番いいような気がする。
おわりに(まとめ)
「HERITAGE CLASSIC」の2019年モデルと2020年モデルは、公式サイトでみる限り、
・ディメンション
・パフォーマンス
・ドライブトレイン
・シャシー
・電気系
は、まったく一緒となっている。
変更があったのは、
① エンジンラインナップ(114ci)
② フューエルシステム(ESPFI)
③ ボディカラー(毎年の変更)
④ 価格設定
の4点が確認されている。
2018年モデルから2019年モデルでは、③のボディカラーと、④の価格設定くらいしか変更がなかったように思う。
ビビッドブラックに至っては、価格以外は、ほぼ(すべて?)一緒だったと思う。
最後に、107ci搭載の「HERITAGE CLASSIC」の新車が欲しいのなら、2019年モデルの購入を急いだほうがいいだろう。
さらには、2018年モデル(登録済み未使用車など)が残っていれば、ラッキーだ。
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