ハーレーといえば、メッキパーツがたくさん使われているイメージだ。
⇒ ハーレーといえばメッキパーツ?ブラックアウト化で思うこと【HERITAGE CLASSIC(ヘリテージクラッシック)2018】
しかし、2018年モデル以降は、ブラックアウト化が進んでいる。
そのため、約半年前にハーレーを買うにあたっては、イメージに近いハーレーが、なかなか見つからなかった。
今回は、はじめてのバイク選びについて、今になって思うことを。
はじめてのハーレー選び
いま思えば、新車のハーレーのなかでは、FXBB(ストリートボブ)あたりが、カスタムベース車としては、ちょうどよかったように思うのだが、購入したときは、ブラックアウトに抵抗があり、FXBB(ストリートボブ)は対象にならなかった。
「FX系」や「FL系」の違いなども知らずに、メッキかブラックアウトかで、車種選びをしていたような気がする。
最終的には、ブラックアウト化が進んではいるが、多少のメッキパーツが残るが、FLHC(ヘリテイジクラッシック)を選んだ。
FXBBとは違って、アナログのメーターがタンクの上にあることも、ポイントだった。
最近の、ハンドルに付くデジタルメーターは、あまり好きではなかったからだ。
メッキがいいとか、アナログメーターがいいとか、そんな基準でバイク選びをしていたかというと、正直いって、我ながら呆れるが、免許がなかったのだから、走りで選ぼうにも、選びようがなかった。
はじめてのバイク選び
そういっても、バイクは、見た目も、かなり重要な要素だ。
ただ早ければいい、というわけにもいかない。
見た目に拘らないなら、もっと安くて早いバイクはたくさんある。
最近では、見た目も含めて、TRIUMPH(トライアンフ)のバイクもいいと思う。
大型自動二輪の免許を取って、実際にバイクに乗り始めてみると、いろいろと見えてくるものがある。
やはり、免許をとってから、いろいろなバイクに試乗して、自分にあったバイクを見つけるほうがいい。
自動二輪免許取得
もしかしたら、とりあえず、自動二輪の免許を取ってから、じっくりとバイク選びをする、という人は、あまり多くないのかもしれない。
ほとんどの人が、乗りたいバイクがあってはじめて、教習所へ行こうと決意するものだ。
そもそも、乗りたいバイクがなければ、自動二輪の免許を取ろうとは思わないだろう。
それはそれでいいと思う。(私はそれがハーレーだった。)
しかし、実際にバイクを購入するのは、免許を取って、試乗できるようになってからのほうがいいと思う。
また、はじめのうちは、排気量も含めて、小さめのバイクで練習して、ある程度のスキルが身についてから、本命のバイクにステップアップするというのも、ひとつの方法だと思う。
そのほうが、免許取り立てで、いきなりの大きなバイクに、おっかなびっくり乗っているよりも、上達が早いと思う。
そして、たぶん、上達すると、欲しいバイクも変わってくると思う。
おわりに
私は、免許を取る前に、排気量1746ccのビッグツインのハーレーを買ってしまった。
それについて、後悔しているかといえば、必ずしもそうとも言えないが、実際には、もっと安くていいバイクはたくさんあるということは確かだ。
仮にいま、同じ金額を出すなら、TRIUMPH(トライアンフ)か、BMWあたりが良さそうだ。
決してハーレーがダメなわけではないのだが、如何せんバンク角が小さすぎて、コーナリングの楽しみが薄い。
また、ハーレーの場合は、未完成のバイクを買わされるようなもので、買ってからも、けっこうなお金がかかる。
理想は、クルーザー(ツアラー)としてのハーレーとは別に、コーナーを攻めるための違うタイプ軽いバイクがあるといい。
そもそもハーレーは、アメリカ大陸の広大な直線を走るために作られたバイクで、日本の狭い山道を走るために作られたバイクではない。
ハーレー乗り=かっこいい
みたいなイメージだけでハーレーを選ぶと、私のように、ちょっと残念な思いをするかもしれない。
走ることが好きな人は、バイクを1台だけ所有するのであれば、よく考えてからバイク選びをしたほうがいいと思う。
しかし、多くのハーレー乗りは、バンク角の小ささなど気にはしないと思うし、そもそも、ハーレーでコーナーを攻めようなどとは、思わないものなのかもしれないが…
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