ハーレーは、アメリカのバイクなので、こんなこと言うのも申し訳ないのだが、製品自体の基準が緩いような気がする。
そして、仮に、何らかの不備があっても、
「まぁ、アメリカ製だからなぁ…」
で済まされてしまうようなところもある。
そんな味のあるハーレーではあるが、ハーレーに乗ることに慣れてしまってから、他のバイクに試乗したりすると、とても困ることがある。
それは、ウィンカースイッチだ。
左右独立・オートキャンセル機構
ハーレーには、左右それぞれに独立してウィンカースイッチがあり、しかも、オートキャンセル機構もついているため、車のように、ある程度の角度で曲がると、自然に戻る(ウィンカーが消える)。
これは、かなり便利だと思う。
車線変更などのときは、自分で消すこともあるが、交差点の右左折などでは、ほぼ、勝手に消えるので、わざわざ自分で消す必要がない。
個人的には、左右独立というのも、とても楽で、気に入っている。
ターンシグナル スイッチ エクステンション キャップ
ハーレーは、アメリカ人向けに作られているので、
「ウインカーのスイッチに指が届かない!」
という場合もあるようだ。
そんなときには、 ターンシグナル スイッチ エクステンション キャップ を取り付けると、操作が楽になるようだ。
たとえば、こんな感じのパーツだ。
また、スイッチ エクステンション キャップを、カスタムパーツとして、取り付ける人もいる。
私は、手が大きい方なので、スイッチ エクステンション キャップをつけてはいないが、とくに困ってはいない。
おわりに
ハーレーのオートキャンセル機構付きの、左右独立ウィンカースイッチは、個人的には、とても気に入っている。
しかし、
「ウインカーのスイッチに指が届かない!」
という声や、
「アクセル操作をしつつ、右手親指でウインカースイッチを押すとのは大変!」
という声も多いのも事実だ。
しかし、個人的には、一般的なウィンカースイッチよりも、よっぽど使いやすいと思っている。
ときどき、試乗車などで、一般的なウィンカースイッチのバイクに乗ると、たいがい、ウィンカーを出しっぱなしで走っている。
思い起こせば、教習所のときからそうだった…
そして、正直、
「バイクのウィンカースイッチって不便だな〜」
と思っていた。
しかし、ハーレーに乗ってからは、ウィンカーの消し忘れは、ほとんどない。
右折のときは右手、左折のときは左手、というのも、感覚的に分かりやすくていいと思う。
そして、どうしても操作しづらいときには、無理してまで、ウィンカーを出す必要なないと、個人的には思っている。
どちらにしろ、慣れの要素が、いちばん大きいとは思うが、個人的には、ハーレーのウィンカースイッチ以外は、乗りづらくて仕方がない。(あくまでも個人的な見解)
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