アレンネスのエアクリーナーからオイルが漏れる前にメンテナンスをしよう!

ArlenNess NVERTED Bevelled PARTS-GEAR
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ハーレーを買って、多くの人が交換するであろうパーツの代表と言えば、マフラー(サイレンサー)エアクリーナーだと思う。

 

マフラーの場合は、増し締めくらいのメンテンスだけでいいかもしれないが、エアクリーナーの場合は、フィルターの掃除などが必要になる。

 

エアクリーナーのメンテナンスは、どのメーカーのエアクリーナーを使うのかで、メンテンス方法も変わってくると思う。

 

今回は、アレンネスのエアクリーナー(INVERTED)のメンテナンスについて。

   

アレンネス エアクリーナー INVERTED

私が注文したエアクリーナー「ArlenNess(アレンネス)の INVERTED Bevelled」は、ベースプレートにブローバイガスの通過経路となる穴が空いていないという不良品だった。

 

そのため、エアクリーナーを交換して、走行後すぐにオイルが吹き出すという大惨事になったいわくつきのエアクリーナーだ。

 

ハーレー エアクリーナー交換時の注意点!【ブローバイガスとブローバイライン】

 

もちろん、現在では、ベースプレートを交換して、無事に取り付けられている。

 

アレンネスのエアクリーナーは、不良品でなければ、とても簡単に交換できるので、ぜひ挑戦してみて欲しい。

 

その際には、インチ工具ネジロック(緩み止め)くらいは、用意する必要がある。

 

また、外したネジやボルトなどをなくさないために、100均などでプレートを買っておくといいと思う。

 

アレンネスのエアクリーナーは、六角レンチ(インチ)のみで取り付けができるのだが、すでについているエアクリーナーを外すときには、他の工具も必要になるかもしれない。

エアクリーナーからのオイル漏れ

アレンネスのエアクリーナーなど、ハイフロータイプのエアクリーナーに交換すると、エアクリーナーからオイルが漏れるという症状に悩まされる事がある。

 

これは、ブローバイガスに含まれるオイルをエンジンが吸いきれないことで起こるのだが、アレンネスのエアクリーナーの場合も、エアクリーナーからオイル漏が漏れるという話は、けっこう、よくきく話だ。

 

アレンネスのエアクリーナーには、三日月型の小さなオイルキャッチタンクが付いているので、そこを、こまめにチェック(清掃)していれば、エアクリーナーからオイルが漏れてくることはないはずだ。

 

ということで、取り付けから約3,000kmくらい走った状態で、エアクリーナーのオイルキャッチタンクのチェックをしてみた。(年末だったので大掃除感覚で…)

   

走行距離3,000km

アレンネスのエアクリーナー取り付け当初は、オイルキャッチタンクのチェック(清掃)は、走行距離1万Kmくらいでいいような話を聞いたような気もするが、いちどオイルが吹き出していることもあり、もう少し早めにチェックしようと思っていた。

 

そして、今回、走行距離およそ3,000kmで、エアクリーナーのフィルターを外してみたのだが、外してみてビックリだった。

 

なんと、オイルキャッチタンクいっぱいに、オイルが溜まっていたのだ。

 

ArlenNess NVERTED Bevelled

 

もう少しすると、オイルが溢れて漏れ出してきたかもしれない。

 

オイルキャッチタンクに溜まったオイルは、キッチンペーパーできれいに拭き取って、再度、フィルターとカバーを取り付けた。

 

ArlenNess INVERTED Bevelled

六角レンチ(5/32インチ)

アレンネスのエアクリーナー(INVERTED)のフィルターカバーを外すのに必要な工具は、六角レンチのみ。

サイズは、5/32インチだ。

 

ArlenNess NVERTED Bevelled

 

L型の六角レンチでもできないこともないが、ソケットタイプの方が圧倒的に作業がラクだ。

 

 

また、ソケットハンドルも、ラチェットハンドルよりも、長めのT型ハンドルか、エクステンションバーがあると、もっとラクに作業できる。

 

 

 

本当は、もっといい工具が欲しいという思いはあるのだがが、とりあえず、価格が手頃なSK11の工具をよく使っている。

それでも、いまのところは、問題はなく使えている。

 

また、他の工具もそうだが、5/32インチだけをピンポイントで買うよりも、セットで買っておいたほうが絶対にいい。

その都度、違うサイズを買うのも面倒だし、絶対に高く付くだろう。

   

おわりに

走行距離3,000kmといえば、エンジンオイルの交換のタイミングと一緒なので、今後は、エンジンオイルを交換したら、そのタイミングで、ついでにエアクリーナーのオイルキャッチタンクも一緒にチェックすることを習慣にすれば、エアクリーナーからオイルが漏れてくるというトラブルは防げると思う。

 

また、しばらく走ってから増し締めしてみると、けっこうネジが回る。

やはり、ハーレーは振動が大きいので、増し締めは必須だ。

 

ネジロック(緩み止め)は、塗っておいたほうが安心なので、私は毎回、使うようにしている。

 

ネジロック(緩み止め)の強度は、どれでもよさそうだが、私は、とりあえず中強度を使用している。

 

 

エアクリーナーのフィルターについても、メンテンナンスが必要だが、今回は、まだ大丈夫そうだった。

 

エアクリーナーのフィルターのメンテナンスについては、時期が来たら清掃や交換を行うことになると思うが、それについては、実際にメンテナンスしたら書こうと思う。

 

ということで、ハイフロータイプのエアクリーナー(ブローバイガス還元方式)に交換した場合は、オイルが漏れてくる前に、こまめにチェック(清掃)したほうがよさそうだ。

   

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