私の外見上の好みはFX系だと、あとになって気が付いたが、FL系のヘリテイジクラッシック（FLHC）を買ってよかったと思ったこともある。
じつは、ヘリテイジクラッシック（2018年モデル）には、クルーズコントロールが標準装備されている。
一般道では、なかなか使う機会もなく、私は、高速道路を、そんなに頻繁に利用するわけでもないので、これまで、ほとんど利用したことはなかった。
しかし、今回、高速道路を含めて長距離を走ったので、クルーズコントロールを使ってみた。
今回は、ハーレー（バイク）のクルーズコントロールについて。
クルーズコントロール
車にもクルーズコントロールがついていることが多いが、いちども使わずに、売ってしまった車のほうが多いくらい、私は、これまで、クルーズコントロールを使うことがなかった。
私は、普段、ほとんど高速道路に乗らないので、クルーズコントロールを使う機会がないのだ。
しかし、あるとき車で遠出をしたときに、高速道路でクルーズコントロールを使ってみたら、けっこう便利だったのを覚えている。
私は、車の運転もバイクの運転も好きなのだが、それでも、ひたすら高速道路を走るのは、あまり楽しくないし、飽きてくる。
そんなときに、クルーズコントロールがあると便利だ。
車とバイクの違い
クルーズコントロールは、操作方法は、車もバイクも同じような感じだ。
クルーズコントロールをセットすると、あとは、上り坂だろうと下り坂だろうと、一定の速度をキープしてで走ってくれる。
ただし、シフトチェンジまではしてくれないので、速度に合ったギヤを選んでからセットする必要がある。（オートマ車はどうだったか覚えていない）
クルーズコントロールをセットしたあとも、「＋」や「−」のスイッチで、速度調整ができるし、ブレーキで、一時的に解除される。
バイクの場合は、フロントブレーキでも、リアブレーキでも、クルーズコントロールは、一時解除される。
車の場合は、右足のアクセルを踏まなくてもいいだけで、手の自由度は変わらない。
しかし、バイクの場合は大違いだ。
なぜなら、バイクの場合、通常、アクセルを操作する右手は、走行中はグリップから離すことができない。
手を離せば、どんどん速度が落ちるからだ。
そのため、バイクを走行中に手が離せるのは、ほとんどが、左手だけだ。
しかし、クルーズコントロールをセットすれば、アクセルを操作する必要がなく、速度調整用の「＋」や「−」のスイッチは左側に付いているので、長い時間、右手を離したままでも走行することができる。
ブレーキは、リア（フット）ブレーキを使えばいい。
手が冷たいときに
今回、クルーズコントロールが、とくにありがたいと思ったのが、手が冷たくなったときだ。
やはり、寒いといきに走っていて、真っ先に冷たくなるのは、手（指先）だ。
夏は暑くて困るエンジンまわりの熱も、冬はありがたい。
今回、夜明け前（行き）の高速道路と、夜間（帰り）の高速道路で、左右の手を交互に話して、タンクと太ももの間に挟んで走った。
しばらく、そうしていると、かなり手が温かくなる。
これは、かなりありがたかった。
クルーズコントロールがなくて離せるのは、左手だけなので、右手は冷たくなってしまう。
しかし、クルーズコントロールをセットすれば、右手も離せるので、右手も温められる。
おかげで、寒さで手が冷え切ってしまうようなことはなかった。
おわりに
クルーズコントロールは、慣れると、高速道路以外でも使える。
少しの間でもクルーズコントロールを使えば、右手が離したいときに離せるので、とても便利だ。
そして、右手が離せるということは、両手が離せるということだ。
直線であれば、速度をキープしたまま、両手を振ったりすることもできるようになる。
また、クルーズコントロールは、疲れているときにも役に立つ。
あまりにも疲れていると、アクセルを開ける気にならないものだが、それではいつになっても帰れない。
クルーズコントロールをセットしたからといって、必ずしも、手を話す必要はない。
アクセルコントロールをバイクに任せるだけでも、乗っている人の負担は軽くなる。
疲れ切っているときは、クルーズコントロールで、バイクに連れて帰ってもらうような感じだ。
ハーレーでクルーズコントロールが標準装備されているのは、主のツーリング系だが、私のヘリテイジクラッシック（FLHC）にもついていた。
クルーズコントロールなんて必要ないと思っていたが、実際に使ってみると、かなり便利だったので、車でもバイクでも、ついているなら、使ったほうがいいと思う。
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