外気温が低くなると、バイクに乗っていて、指先が冷たくなる。
湿度にもよるが、外気気温の目安としては、だいたい20℃以下になってくると、寒さ対策が必要になってくると思う。
外気温が20℃くらいと言えば、バイクに乗っていなければ、かなり過ごしやすい気温で、日差しがあれば、半袖でも大丈夫なくらい暖かい。
しかし、バイクに乗っているときの体感温度は、それよりも、だいぶ低くなる。
というわけで、ユニクロの『ヒートテックライナーキルティンググローブ』は、どれくらい使えるのか試してみることにした。
外気温20℃
外気温が20℃くらいあると、とくに暖かさを目的としていない、3シーズンのグローブでも大丈夫だが、外気温が20℃以下になってくると、少しずつ、冷たさを感じるようになる。
それが15℃ともなれば、指先がかなり冷たくなってくる。
そして、指先が冷たくなる状態のまま乗り続けると、次第に指先の感覚がなくなってくる。
ブレーキは、リアブレーキも使えるが、左手の感覚がなくなってくると、半クラなどの細かな操作が難しくなってくる。
というか、手の感覚がなくなっている状態で、バイクを運転するのは、絶対に危ない。
秋になると、出かけるときは20℃くらいで、多少、暖かくても、帰りは15℃を下回るくらいに冷え込むことも珍しくない。
また、雨に降られたら、もっと冷える。
というわけで、外気温が15℃を下回るようになったら、または、そのようなところへ、ツーリングへ行くときは、出かけるときは良くても、寒くなったときの準備は必要だ。
グリップヒーター
グリップヒーターがあれば、指の冷たさを和らげることができそうだ。
ハーレーを購入したのが、夏のはじめだったので、私は、まだつけていないのだが、グリップヒーターは、ないよりもあったほうがよさそうだ。
ノーマルのグリップは、とりあえず、どんなものかを知るために使っているだけなので、いずれ気に入ったグリップに交換する予定だ。
そのときに、多少は高くなるが、グリップヒーターを選ぶかもしれない。
ただし、グローブ等で、指先の冷たさが防げることが分かれば、グリップヒーターは見送ることもありうる。
そのあたりは、まだ未定だが、お金に余裕があれば、グリップヒーターは、つけておけば間違いないと思う。
なぜなら、厚手のグローブは、微妙な操作がしづらい。
とくに半クラの感覚がわかりづらくなる。
グリップヒーターがあれば、そこまで厚手のグローブは、必要なくなりそうだ。
ヒートテックライナーキルティンググローブ
冬用のグローブを買う前に、ツーリング先で指先が冷たくなったことが、けっこうあったので、その時用に、少し暖かいグローブを買って、夏以降は、サドルバッグに忍ばせておこうと思った。
人というのは、懲りると準備を始めるものだ。
しかし、3シーズンのレザーグローブから、いきなり真冬用のグローブというのも、差がありすぎだろうとも思った。
そこで、真冬用のグローブまでのつなぎとして、なにかひとつ持っておこうと思った。
天気が良ければ、3シーズン用のグローブを使い、途中で寒くなったときの予備のグローブという位置づけだ。
真冬用のグローブは、ガントレットタイプを選ぶと思うが、9月〜11月くらいでは、ちょっとオーバースペックになりそうだ。
そこで、何か手頃なものはないかと考えた結果、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」に思い当たった。
ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」の表地は防風で、裏地にはヒートテック素材が使われている。
デザイン的には、可も不可もないという感じだ。
ワークマンでも、プロテクター付の防水のレザーグローブなどが、低価格で販売されているが、デザイン的に好きではのと、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」は、スマホのタッチパネル対応だったので、そちらにしてみた。
また、ワークマンのグローブは、バイクに乗るとき以外は使う気になれなそうだが、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」なら、冬の朝の、車の運転などにも使えそうなので、バイク用として使えなくても、他に使いみちがありそうだという理由もある。
ヒートテックライナーキルティンググローブ
特徴
・今季のアップデートポイントは、裏地は指先部分のマチを減らして肌当たりを良くし、指の動きに合うよう3Dカットされた立体的なパターンにしてフィット感をアップ。
・表地はカジュアルなマチ付きで、雨や風を通しにくいブロックテック素材を使用。
・裏地は柔らかくて暖かいヒートテックフリース。
・指先はタッチパネル対応なので、手袋をしたままスマートフォンが使える。
・手首のカフス部分はニットリブ素材にしてカジュアル感アップ。
素材表地 本体: 100% ポリエステル/ 表地 別布: 合成皮革/ 裏地: 84% ポリエステル,16% レーヨン/ 中わた: 100% ポリエステル/ 手首部分: 100% アクリル
出典:https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/420399-69
ヒートテックライナーキルティンググローブを使ってみた感想
今回、出発するときは、外気温が20℃くらいと、暖かい日に、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」をサドルバッグに入れて、ツーリングに行ってみた。
山道を1時間も走ると、寒くなってきたので、早速、グローブをチェンジしてみた。
ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」に替えて、乗り始めは、半クラの感覚がわかりづらくて、多少、乗りづらかったが、しばらくすると、それにも慣れる。
肝心の暖かさはどうだったかと言うと、
これが、かなり温かい。
外気温が20℃以上だと、手に汗をかいてしまうと思うと思う。
そして、おそらく、外気温が10℃くらいまでなら、行けそうな気がする。
ただ、外気温が15℃くらいの山道を、しばらく走っていたら、親指のつま先だけが、若干、冷たく感じたので、外気温が15℃以下になると、少し怪しい。(グリップヒーターがあれば、ぜんぜん違うと思うが…)
おわりに
というわけで、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」を試してみたが、本格的な冬を迎えるまでの、つなぎには、十分になりそうだ。
また、夏でも、標高の高いところは冷えし、突然の悪天候などにも備えて、サドルバッグに入っていると安心だと思う。
本格的な冬がくる前に、ハーレーに似合う冬用グローブを見つけようと思っているが、それまでは、ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」のお世話になると思う。
そして、スマホのタッチパネル対応は、やはり便利だ。
細かな文字入力などはしないが、不要になったときに、ナビの画面を閉じたりすることくらいなら、いちいち、グローブを外す必要がないし、信号待ちなどでも、できるようになる。
ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」が使用できる目安としては、9月〜11月くらいで、外気温が10℃(暫定値)くらいまでだ。
これから、ますます寒くなるので、外気温10℃以下の寒さで、どのくらい耐えられるのか、実験してみようと思う。
【注意】ユニクロの「ヒートテックライナーキルティンググローブ」のメンズは、MサイズとLサイズは、店頭でも販売されているが、LLサイズは、オンラインのみとなっている。
【追記】
10℃以下になれば、どんなグローブでも寒い!
グリップヒーター、ナックルガード、電熱グローブなど、できる限りの防寒対策が必要だと痛感した。
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