人生とは、なんだろうか?
おそらく、答えは人それぞれだと思う。
人生とは、
何かを成し遂げるためにあるのかもしれないし、ただの暇つぶしかもしれない。
だたし、これだけは言える。
人生とは、
決して、思い通りにならない
ということだ。
教習所へ
40代半ばにして、突然、ハーレーい乗りたいと思って、免許もないのに、ハーレーを契約した。
そして、大型自動二輪免許を取るために、教習所へ通い始めた。
この歳で、何かを習うために学校(のようなもの)に通うのは、新鮮でもあった。
教習所に通い始めた当初は、教習所も混雑していて、なかなか予約が取れなかった。
頑張れば、1ヶ月くらいで免許が取れるものだと思っていたのだが、合宿免許でもない限り、そんなことはムリだとわかった。
なかなか、思い通りにはいかないものだ。
しかし、次第に教習所が空いてきたり、雨が多くなるとキャンセル待ち(キャン待ち)がでたりして、毎日のように教習が受けられるようになり、教習は一気に進んだ。
⇒ 二輪免許の キャンセル待ち をうまく利用しよう!【教習所・キャン待ち】
気がつけば、規定の教習時間で、あっという間に卒業検定(卒検)まで進んだ。
これも、また、想定外だった。(思い通りではない)
卒業検定(卒検)1
はじめのうちは予約が取れなかったけど、途中から予約が取れるようになり、はじめは苦手だった課題も、なんとかこなせるようになった。
残るは、卒業検定(卒検)に合格するだけとなった。
なんだかんだ言っても、思い通りになるじゃないか!
と思って、すっかり教習所は卒業した気になっていた。
しかし、
卒業検定(卒検)では、見事に「一発アウト」だった。
「クランク」で、パイロンを倒してしまっては、仕方がない。
やはり、人生は思い通りにはならないものだ。
卒業検定(卒検)2
卒業検定(卒検)で不合格になると、「補習」を受けることになる。
それが終わらないと、次回の卒業検定(卒検)が受けられない。
補習では、不合格の原因となった課題を中心に練習することになる。
というか、もはや、それくらいしか、やることがない。
しかし、練習では、いとも簡単にできてしまう。
ほんとうに、人生とは、思い通りにならないものだ。
そして、次回の卒業検定(卒検)の予約をして帰る。
いくらなんでも、次は受かるだろうと思いながら。
卒業検定(卒検)2回目は、勝手も分かっているので、意外と余裕で臨んだ。
1回目は、30分前くらいには教習所に着いていたのだが、2回目は、ギリギリセーフという余裕っぷり。
緊張感が足りなかったとしか言えない。
まぁ、受かるだろうと思っていたが、またもや「クランク」で、パイロンに突っ込んでしまい、あえなく「一発アウト」だった。
練習では、スイスイ通れるのに、一体、何が、どうなって、パイロンに突っ込む羽目になったのか、全く分からない。
これで、ツーアウトか…
人生とは、やはり、思い通りにならないものである。
おわりに
これを書いているのは、卒業検定(卒検)の2回目に不合格したあとだ。
次回、3回目の卒業検定(卒検)については、もう何も考えない。
考えたところで、どうせ、思い通りにはならないのだ。
それに、2回も卒業検定(卒検)に落ちたが、それによって、じつはいいこともなかったわけではない。
以前、私と同じように、先にハーレーを買ってから、教習所に通っている人と一緒の教習になった。
どうせ、また、一緒の教習になるだろうと軽く考えていて、連絡先の交換などはしていなかった。
しかし、それ以来、教習が同じになることはなかった。
1回目か2回目の卒業検定(卒検)で合格していたら、それっきり会うことはなかったかもしれない。
しかし、2回目の不合格のあとの補習で、なんと一緒になったのだ。
たぶん、教習所で会うのは、これが最後だと感じたので、連絡先を交換し、免許が取れたら一緒にツーリングに行こうと約束した。
貴重な同期のハーレー仲間だ。
まぁ、なんだかんだ言っても、結局、
人生とは、本当に思い通りにならないものだ。
そして、
だからこそ面白いのかもしれない。
人生のすべてが、思ったとおり、予定通りだったら、果たして面白いだろうか?
たぶん、退屈だ。
毎日、教習所の中の決まったコースを走っている指導員(教官)は、やはり退屈きわまりないと言っていた。
なにが起こるか分からないからこそ、人生は面白いのだ。
そんな思い通りにならない人生、これから、どんなハーレーライフが待っているのだろうか?
その前に、合格しないことには…
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