ハーレーに乗り始めると、次から次へと欲しい物が出てくるのだが、いま、一番欲しいのは、ずばり、タイヤだ。
タイヤと言っても、さまざまなメーカーのさまざまなシリーズが発売されているが、その中でも、METZELER(メッツラー)のCRUISETEC(クルーズテック)が欲しい!
METZELER(メッツラー)のCRUISETEC(クルーズテック)は、クルーザー用のハイグリップタイヤだ。
なお、METZELER(メッツラー)は、現在、Pirelli(ピレリ)の傘下となっている。
ハーレーの高性能化
最近のハーレーは、エンジンが高出力化の一途を辿っている。
私のFLHCに搭載されているMilwaukee-Eight(ミルウォーキーエイト)も、現行のソフテイルファミリーのなかでは、いちばん小さい107Ciながら、それでも排気量は1,745ccある。
その上の114Ciでは、排気量が1,868ccだ。
ツーリングファミリーのCVOに至っては、更に大きく、117Ciで1,923ccと、2,000cc超えも間近となっている。
また、エンジンだけではなく、車体や足まわりも強化され、よりスポーツライディングが楽しめるように、高性能化している。
ハイグリップタイヤ
腕(技術)の問題はさておき、昨今のビッグツイン搭載車で、ワインディングに挑むと、少し不安だ。
いや、むしろ、腕(技術)が足りないからこそ不安なのだ。
走るコースや路面状況にもよるが、スピードコントロールや、コーナリング操作をミスると、簡単にタイヤが滑ってしまう。
足をついて、なんとか転倒せずに済んではいるが、これまで、何度もコケそうになっている。
腕(技術)の未熟さをタイヤのせいにするのもどうかと思うが、今よりも、もっとハイグリップタイヤを履いていれば、タイヤの力を借りて、もっと上手く(速く)コーナーを曲がれるようになるかもしれない。
少なくとも、ライディングが確実に楽しくなり、安定性は増すことだろう。
METZELER CRUISETEC(メッツラー クルーズテック)
CRUISETEC(クルーズテック)の特徴
パフォーマンスを重視したV-ツインクルーザーに対し、濡れた路面でも卓越したグリップ性、革新的な性能の維持、革新的な安定性を特徴として備え、現代のモーターサイクルから古いモーターサイクルの取り回し、ハンドリングをアップグレードします。
CRUISETEC(TM)は、V-ツインモーターサイクル向けタイヤに対して画期的なトレッドパターン、コンパウンドレシピ、カーカスを備えています。
CRUISETEC(TM)は、最新世代のエンジンやシャシーを持つクルーザー・ツアラーに合わせて設計致しております。
敏捷性、バンク時の安定性の向上、快適性、停止距離の短縮、コーナリングの最適化など、その潜在能力をフルに発揮頂けます。
主な利点は次の通りです。
・楽しいパフォーマンスクルーズ、優れたハンドリング、狙ったコーナー、カーブを狙い通りに駆け抜けるパフォーマンス、濡れた路面でもあらゆる段階で即座に反応し、コーナリンググリップと安全性が向上しました。
・リア側デュアルコンパウンドとの組み合わせにより、一定の丸い輪郭を長距離走行後もセンターだけが極端に擦り減ってしまう事を軽減、ソリッドなトレッドパターンは、タイヤのプロファイルを維持し、均一性のある摩耗により、タイヤ寿命全体にわたってハンドリングが維持されます。
・スムーズ且つリラックスしたライディングの実現、コーナーエントリーでの快適性と、ラインを最大限保持しスムーズ且つ、リラックスしてお乗り頂くことができます。
・濡れた路面での信頼性と安全性の向上により、タイヤと電子制御の効果的な相互作用が実現、濡れた路面での信頼性と安全性が向上しました。
最新のコンパウンド配合と、柔軟かつ堅牢なタイヤ構造との組み合わせにより、タイヤの暖気に相当する最初の走り出しからグリップを発揮する迄の、いわゆる冷えている時間を短縮。
出典:https://item.rakuten.co.jp/hirochishop
CRUISETEC(クルーズテック)のインプレ
METZELER(メッツラー)のCRUISETEC(クルーズテック)は、実際に試乗したインプレを読むと、以下のような特徴があるようだ。
・クルーザーではヘヴィになりがちなコーナーエントリーが、スムーズで軽やかになる。
・タイヤに刻まれた細かな溝のおかげで、軽快なハンドリングを実現している。
・旋回中は、接地面が柔らかくたわんで路面を掴む。
・しっとりとしたグリップ感があり、深いバンク角を不安なく維持できる。
・リアはデュアルコンパウンドが採用され、長い距離を走っても中央だけが極端に擦り減ってしまうことを抑止し、均一性のある摩耗を実現している。
・縦方向のバネがハードで、ガッチリさせるのが従来のクルーザー向けタイヤだが、クルーズテックは、堅牢な構造としながら縦バネがソフトで、衝撃吸収性に優れ乗り心地がいい。
・排水性に優れるトレッドパターンと、耐候性の高いコンパウンドによって、ウェット性能や冷間時のグリップ力も高い。
CRUISETEC(クルーズテック)サイズ表
FRONT(フロント)
130/90 B 16 M/C 73H REINFTL
150/80 – 16 M/C 71H TL
MT90 B 16 M/C 72H TL
130/80 B 17 M/C 65H TL
130/70 R 18 M/C 63H TL
100/90 – 19 M/C 57H TL
110/90 – 19 M/C 62H TL
120/70 ZR 19 M/C (60W) TL
130/60 B 19 M/C 61H TL
120/70 B 21 M/C 68H REINFTL
MH90 – 21 M/C 54H TL
REAR(リア)
130/90 B 16 M/C 73H REINFTL
150/80 B 16 M/C 77H REINFTL
180/60 R 16 M/C 80H REINFTL
180/65 B 16 M/C 81H REINFTL
180/70 B 16 M/C 77H TL
200/55 R 16 M/C 77H TL
MT90 B 16 M/C 74H TL
MU85 B 16 M/C 77H TL
160/70 B 17 M/C 79V REINFTL
200/55 R 17 M/C 78V TL
50/70 B 18 M/C 76H REINFTL
180/55 B 18 M/C 80H REINFTL
180/55 ZR 18 M/C (74W) TL
240/40 VR 18 M/C (79V) TL
260/40 VR 18 M/C (84V) TL
おわりに
あらゆるシチュエーションに遭遇する、クルーザー用タイヤならではのタフさに加え、高いグリップ性能で旋回力も増したタイヤが、METZELER(メッツラー)のCRUISETEC(クルーズテック)だ。
クルーザーに乗っていながらも、ただ直線を走るだけではなく、アグレシッブな走りを堪能したいという、欲張りなライダーには、うってつけのタイヤだ。
タイヤは消耗品なので、いずれ必ず交換することになるのだが、
いまのタイヤが摩耗するまで、待てそうにない!
私のFLHCのサイズは、
フロント:130/90 16
リア:150/80 16
となっている。
これを見た、
メッツラー(ピレリ)の誰かが、気前よくプレゼントしてくれないかな⁉
一生懸命、METZELER CRUISETEC(メッツラー クルーズテック)の普及活動するので…
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