「雨が降ったら、キャンセルして、天気のいい日にだけ、技能教習を受けよう。」
教習所に、入校したとき、私はそう考えていた。
基本的に、
しかし、
「雷」の場合は、危険なので、たとえ教習中であっても、中止になるようだ。
今回は、雨の日の二輪免許の技能教習について。
中止の判断
教習所の判断で、もしも、技能教習が中止になれば、教習所から連絡が入る。
そのため、
「今日は雨だから、中止だろう。」
と、勝手に自己判断して、教習に行かないと、無断キャンセル扱いとなってしまうので注意しよう。
もしも、技能教習を休む場合は、こちらから、所定の時間までに、キャンセルの連絡を入れる必要がある。
雨の日に技能教習受ける意味
雨の日に、二輪免許の技能教習を受けるかどうかは、季節や時間帯、免許取得を急いでいるのかどうかなどにもよる。
たとえば、真冬で、みぞれ混じりの凍てつく雨が降る、夜間の教習だったら、私ならキャンセルすると思う。
しかし、そんな極端な天候でなければ、雨の日の技能教習も、何度かは受けておいたほうがいいと思う。
雨の日には、雨の日の乗り方があるし、より二輪の危険性を認識できる。
また、晴れているときに比べると、アクセル、ブレーキ、クラッチなどの操作は、繊細にならざる負えないし、視界もかなり悪くなる。
つまり、
ということだ。
免許を取ってからも、たとえ出発時には晴れていても、途中から雨に降られるということは、普通に考えられる。
そんなときには、雨の日に受けた技能教習が、きっと役に立つだろう。
さらには、
また、雨の日の教習では、雨の日ならではの乗り方なども、教官から教えてもらえるかもしれない。
雨対策
雨具
雨の日の技能教習には、雨具が必要だ。
私の通っている教習所では、「レインウェア(上・下)」と「長靴」が用意されているので、いつも通りの服装で教習所へ行っても問題ない。
もちろん、用意されていない場合は、自分で用意しよう。
蒸れ
しかし、普段よりも、1枚、多く身につけることになるので、暑くなりすぎないように、服装は調節しよう。
「ゴアテックス」などの、透湿性が高いレインウェアでない場合、蒸れるので、よけいに暑くなる。
また、終わった後に、汗を冷やして、風邪を引かないようにしよう。
シールド
顔に関しては、ヘルメットのシールドを使うしかない。
雨の日にシールドを使った場合、視界がかなり悪くなるので、自分のシールドやゴーグルには、撥水加工を怠らないようにしたい。
グローブ
当然だが、グローブは濡れる。
防水性のあるグローブか、濡れてもいいグローブを使おう。
ガード・プロテクター
ガードやプロテクター類は、レインウェアの下に付けたほうが、それらを濡らさずにすむので、終わったときの処理がラクだ。
おわりに
はじめにも書いたが、私は当初、
「雨が降ったら、キャンセルして、天気のいい日にだけ、技能教習を受けよう。」
と思っていたが、いまでは、まったく逆だ。
いまでは、
「雨が降ったらラッキー!」
である。
たぶん、自分のハーレーを、わざわざ雨の日に乗るようなことはしない。
しかし、乗っている途中で降ってしまえば、乗って帰るよりない。
そのときには、きっと雨の日の技能教習が、大いに役に立つだろう。
そして、雨の日の教習には、もう一つメリットがあることが分かった。
それは、
ということだ。
つまり、
なかなか予約が取れない状態なので、たとえ雨でも、乗れれば、先へ進めるので嬉しい。
ただし、キャンセル待ちで乗るためには、事前の申込みが必要になるので、雨でもなんでもいいから、どんどん乗りたいという人は、あらかじめ申し込んでおくといいだろう。
私は、
「キャンセルが出たら、必ず連絡してほしい!」
と、事務のお姉さんにお願いしておいたので、けっこう雨の日のキャンセル待ちで乗ることができた。
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