大型自動二輪免許を取得し、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」の2018年モデルを納車して、3日(250Km)ほど走った。
今回は、実際に公道で乗ってみた「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」の、標準装備や、最低限あったほうがいいと思うカスタムパーツについて、簡単に感想を書いてみる。
ウインドシールド(風防)
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」には、はじめから、脱着式のウインドシールド(風防)がついている。
納車して、公道デビューをしたときには、そのままウインドシールドをつけて走った。
その後、先輩ハーレー乗りから、
「せっかくだから、風を感じて走ろうぜ!」と言われて、ウインドシールドを取り外してみた。
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」の純正ウインドシールドは、工具も不要で簡単に脱着することができるので、とても便利だ。
取り外してみてわかったのだが、ウインドシールドがあるのとないのとでは、体に受ける風(風圧)がまるで違う。
確かに、ウインドシールドがない方が、風邪を感じることができるのだが、ウインドシールドがあったほうが、体にとってはラクだし、疲れにくいと思う。
また、ウインドシールドがあるのとないのとでは、着るものが1枚くらい変わってくるかもしれない。
そして、ウインドシールドがあったほうが、飛び石や虫、雨なども直接、人体に当たらないと思う。
今後、ウインドシールドは、季節や目的地に合わせて、使い分けてみようと思う。
サドルバッグ
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」には、はじめから、脱着式のサドルバッグが両サイドにについている。
しかも、カギ付きの防水仕様だ。
ウインドシールドを外すと、サドルバッグとタンデムシートも外したくなる。
ぜんぶ外してしまえば、見た目は、かなりスッキリとする。
それはそれでかっこいいのだが、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」っぽさは薄れる。
そして、ウインドシールドもそうだが、機能的には、サドルバッグも、ついていればかなり便利だ。
私のように、ボディバッグや斜めがけバッグが嫌いな人は、サドルバッグの中にすべて入れられるので、身軽で乗ることができる。
その他、レインウェアやウィンドブレーカー、暑くなって脱いだ上着など、たいていのものは収納できる。
カギが付いているので、スマホや財布も安心して入れておける。
タンデムシート
いろいろ外してスッキリさせようとしだすと、タンデムシートも外したくなる。
免許を取ってから1年間は、一般道での二人乗りは、法律で禁止されているので、しばらくは、誰かを乗せることもない。
というか、怖くて乗せられない。
サドルバッグを外してしまうなら、タンデムシートも外してもいいかもしれないが、サドルバッグがついているのに、タンデムシートだけ外しても、それほどスッキリとしないと思う。
また、フェンダーの上にモノを置けないが、タンデムシートがついていれば、上に何かの乗せても大丈夫だ。
さらに、CCバーをつければ、荷物をくくりつけるときにも、タンデムシートは役に立つ。
ここまでは、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」の2018年モデルには、標準装備されている。
個人的には、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」に乗るなら、ウインドシールドとサドルバッグ、タンデムシートは、どれも、つけておいたほうがいいように思う。
しかし、実用性を無視して、全て外してしまえば、全く違った雰囲気にもなるし、かなりカッコいい。
そのあたりは、好みや気分で、好きなようにすればいい。
シーソーペダル
教習車やスポーツタイプの車輌とは違い、私の「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」は、シーソーペダル化したので、シフトアップは、ヒール(かかと)で行う。
⇒ HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)納車準備【 慣らし運転前のカスタマイズ】
相変わらず、ニュートラルには入りづらいのだが、シフト操作には、すぐに慣れた。
靴(ブーツ)などのことを考えなければ、ひとつのシフトペダルを使って操作したほうが、無駄な動きが少なく、素早い操作くシフトチェンジが出来るが、フォワードコントロールで、ゆっくり走るハーレーには、やはりシーソーペダルが向いているかもしれない。
おそらく、多くの「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」乗りが付けるカスタムパーツだと思う。
エンジンガード&ガードガード
私の「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」は、車体重量が、およそ330Kgある。
それにガソリンが20リットル入っていると、350Kgになってしまう。
重たいハーレーは、とにかく、取り回しが大変だ。
十分に慣れるまでは、エンジンガードはあったほうが安心だと思う。
⇒ HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)納車準備【 慣らし運転前のカスタマイズ】
エンジンガードがあれば、立ちゴケなどの際に、車体への被害を最小限に抑えることができる。
しかし、その場合、当然、金属のエンジンガードにキズがつく。
そのためのアイテムなので仕方がないのだが、エンジンガードも安いものでもなない。
そこで、ソフテイル以上の重たいハーレーに始めて乗る場合には、エンジンガードと、それをガードする革製のエンジンガードガードがあると、さらに安心できる。
エンジンガードガードがついていれば、もしものときの被害額も数千円で済むし、ちょっとしたアクセントにもなる。
⇒ エンジンガード・サドルバッグガードを保護するエンジンガードガード【立ちゴケ対策!】
おわりに
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」はさまざまな装備が、はじめからついている非常にお得なモデルだ。
似たようなクラッシックスタイルの「Deluxe(デラックス)」と、価格はそれほど変わらないが、「Deluxe(デラックス)」には、ウインドシールドも、サドルバッグも、タンデムシートも、何もついていない。
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」に標準装備されているどの装備も、取り外しが可能なので、気に入らなければ外せばいいだけだ。
一方、「Deluxe(デラックス)」に、それらをつけようとすると、当然、費用がかかる。
このように、クラシカルなハーレーのなかでは、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」は、かなりお買い得だ。
もちろん、大金をかけてカスタムされたハーレーと比べてしまえば、ノーマルの純正スタイルは、見劣りするかもしれないが、私は、全部ついた「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) 」のスタイルは嫌いではない。
おそらく、乗っているうちに、いろいろカスタマイズしたくなると思うが、まずは、ノーマルを楽しむのも悪くはないと思う。
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