ハーレーというバイクは、少し特殊なバイクだと思う。
それ故に、楽しみ方も人それぞれ。
また、ハーレーには、年代や排気量を含めて、多くの車種があるが、どの車種がいいとか悪いとかというものではない。
どんなハーレーに乗って、どんな付き合い方をするのかは、100%オーナーの自由だ。
今回は、大型自動二輪の免許を取って、ハーレーを納車して半年近く乗ったうえで、ハーレーの個人的に良いところと、よくないところを書いてみる。
ハーレーの良いところ
自由
まず、ハーレーの良いところは、自由であるということだ。
・カスタムも自由
・装備や着るものも自由
・乗り方も自由
など、たとえ、ほかの誰かに文句を言われようが、自分の好きなように乗れば、それでいいのだ。
存在感
そして、ハーレーの良いところとして、存在感があるということも間違いない。
バイクにまったく興味がない人であっても、ハーレーを知らないという人は、あまりいないように思う。
また、ツーリングモデルなど、大きくなれななるほど、圧倒的な存在感があり、おそらくオーナーの所有欲を満たしてくれるバイクだと思う。
しかし、存在感だけあっても、乗り方が残念だったら、やはりいい印象は持たれないので、必ずしもスピードを出して速く走る必要はないが、やはりライディング技術は磨きたいて、スマートにに乗りこなしたいところだ。
また、存在感があるからといって、マナーの悪い運転をするのは、かなりカッコ悪いと思う。
ロングツーリング
すべてのハーレーとは言えないが、比較的年式の新しいソフテイルモデルやツーリングモデルなどの、いわゆるFL系は、快適装備が充実していたり、燃料タンクが大きいので、ロングツーリングが、とてもラクだ。
旧車や、敢えて快適性を排除したようなカスタムを施したハーレーでなければ、600kmくらい日帰りロングツーリングも、一回の給油だけで行けてしまう。
また、大型のウィンドスクリーンやフェアリングがついていれば、風が直接体に当たらないので、疲れも少ないし、少しくらいの雨も、なんてことない。
足付き
ハーレーは、ほかのバイクと比べて、かなり足付きがいい。
そのため、それほど身長が高くない人や、女性でも乗れるモデルがたくさんある。
シートやサスペンションなどでローダウンすれば、さらに低くなるので、よほど小さな人でなければ、乗ることができるハーレーは見つかるはずだ。
金利が安い
ハーレーをローンを組んで買う場合、ほかのメーカーに比べると、おそらく金利が安いと思う。
ほかのメーカーでも、低金利でローンを組める場合もあるのかもしれないが、ハーレーの場合は、時期によって変動するかもしれないが、0.99%〜1.99%といった特別低金利キャンペーンを実施している場合が多い。
ハーレーの良くないところ
ハーレーの良くないところも、もちろんある。
しかし、みんなそれを承知でハーレーを買って、イジって、乗っているのだから、人によっては気にならないこともあるだろう。
ハーレーの良くないところとしては、次のようなことが考えられる。
しかし、それを捉えるのかも、オーナーの自由だ。
・ノーマルがショボい
・カスタムに終わりがない
・車重が重たい
・取り回しが大変
・バンク角が小さい
・価格が高い
おわりに
じつは、ハーレーといっても、ツインカム以前と以降では、同じ空冷のVツインエンジンであっても、まるで違うバイクだと思う。
ショベルヘッドなどに代表される、ツインカム以前のハーレー(とくにキャブ車)が好きな人は、最近のハーレー(インジェクション車)には、あまり興味がない人が多いと思う。
年代物のハーレーには、まったく別の魅力があるであろうことも理解できる。
たしかに、年代物のハーレーも、かっこいい。
逆に、最新のハーレーにも、性能面や快適面で、もちろん良さがある。
そして、どちらを選ぶのかも、また自由なのだ。
ハーレーには、良いところも、良くないところも、旧車も新車も、さまざまあるが、だからこそ面白いバイクなのかもしれない。
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