2020年5月のツーリング記録がまったく残せていなかったのが、ずっと気がかりのまま、6月になってしまった。
もうじき梅雨入りだ。
基本的には、雨が降れば、まずバイクには乗らないし、降らなかったとしても、この季節は蒸し暑い。
そして、梅雨が明ければ、猛暑や残暑が待っているので、次のベストシーズンは、夏の終りから秋になる。
とにかく、カラっとしていると、気持ちがいい。
冬も寒さ対策さえすれば、天気が安定しているので、雨に降られる心配はないし、安全装備も身に着けやすいので、雪でも降らないかぎりは、シーズンオフと捉えるてしまうのはもったいない。
3月〜4月になると、徐々に暖かくなってくるが、バイクに乗るうえでは、まだ、少し寒い。
そう考えると、やはり5月はツーリングには最適な季節だ。
ネイキッドは速い
MVアグスタの「ブルターレ800ロッソ」が納車になったのは、2020年の4月29日だった。
コロナ禍にもかかわらず、よくゴールデンウィークに間に合ったものだ。
納車当日のブルターレ800ロッソ
納車当日は、ディーラーから家までの街乗りがほとんどだった。
両足だと、つま先しか地面につかないが、なにしろ車重が軽いので、怖さはなかった。
試しに、直線の国道でアクセルを開けてみたら、2速〜3速でも余裕で制限速度を超えてしまい、それ以降は書けないくらいの速度まで、一気に加速した。
しかも、ハーレーとは違って、それだけの速度が出ている感覚が少なく、エンジンが頑張ってる感もない。
とにかく、スピードの出し過ぎには、十分に注意しなければならない。
無事に納車完了
ハーレーのときは、納車初日に、家に帰ってから、見事に立ちゴケしたが、ブルターレは無事に納車を終えることができた。
とにかく、サイドスタンドの確認は重要だ。
これを怠ると、立ちゴケの要因になる。
納車翌日は、さっそく、師匠のトムクル氏とツーリングに出かけた。
もちろん、トムクル氏も、この日はブルターレ(1090)をチョイスしたので、記念すべき、第1回目のブルターレWツーリングとなった。
MVアグスタ自体が、日本国内では、それほど多く走ってはいないので、ブルターレWツーリングは、かなり珍しい。
数ヶ月前に、トムクル氏から、
「ハーレーもいいけど、峠を楽しく走れるバイクを買おう!」
と言われたときは、まさか、自分もブルターレに乗ることになるとは思わなかった。
人生というのは、つくづく、わからないものだ。
タイトルでは5月のツーリング記録となっているが、実際には4月30日だった。
しかし、1日くらいなら、5月にカウントしてもいいだろう。
ブルターレ W ツーリング
ということで、納車翌日は、初めてのブルターレでのツーリングに出かけた。
しかも、初のワインディングだ。
もう、1ヶ月以上も前のことなので、詳しいことは覚えていないので、詳細は、トムクル氏のログを使わせてもらうことにした。
当日の詳細は、こちらをご覧いただきたい。
写真もふんだんに使われていて、時系列に従って、とてもよくまとまっていて、関心させられる。
おわりに
この日は、ブルターレでの初ワインディングだった。
ブルターレは、前日に納車したばかりの、初ネイキッドなので、ワインディングの乗り方がまったくもって分からなかった。
納車翌日ということで、当然、慣らし運転中だったが、回転数を気にする余裕もなかった。
トムクル氏のログのなかでは、ブルターレを手に入れた私が、「生き生きと走っていた」と書かれているが、実際には、荷重移動や曲げ方もよく分かっておらず、コーナーでは、けっこう怖かったというのが正直なところだった。
いまでも、まだまだだなのだが、このときは、ほんとうにブルターレの曲げ方がよく分かっていなかった。
セルフステアを阻害しないように、上半身の力を抜くことだけは意識したのだが、なかなか力を抜くことができなかった。
いま思えば、ニーグリップがぜんぜん、足りていなかった。
それでも、前を走ってくれる人がいると、コース、ライン取り、ペースなどについては、トレースできる。
そのため、ひとりで走ることに比べると、バイク操作に集中することができるので、かなりラクに走ることができる。
初心者のうちは、絶対に、うまい人の後ろについて走るべきだ。
そのほうが、絶対に上達が早い。
最後に、トムクル氏が撮影してくれた、この日の動画を、恥ずかしいが載せてみる。
なぜかウィンカーが出ているし、かなり下手なライディングではあるが、これもきっと、いい思い出となることだろう。
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