季節は梅雨ということで、ぐずついた天気が続いている。
しかも、雨が降っていても、降っていなくても湿度が高く、かなり蒸し暑い。
こんなときは、車に乗ってエアコンをかけたほうが快適だ。
しかし、外気温が25度を超える季節は、都市部では寒さの心配をする必要はないい。
つまり、どんな格好でもバイクに乗れるのだ。
ハーフヘルメット+サングラス
雨上がりの夕方に、少しだけ出かける用事があり、あらかた道路も乾いていたので、車ではなくハーレーに乗って行くことにした。
ときどき乗ってあげないと、バッテリーが心配だ。
また、疲れているときには、ネイキッドには乗る気がしない。
目的地までは、20分くらいしかかからない距離だ。
ということで、久しぶりに半ヘル(ハーフヘルメット)+調光サングラスでハーレーに乗ってきた。
走行風が半端ない!
少し前までは、ハーレーでも、Z-7(フルフェイスヘルメット)をかぶっていたので、あまりの違いに驚いた。
これまで、よくこんなヘルメットで、峠を走ったりしていたものだ。
シールドがないので当たり前だが、走行風が半端ない。
ほぼノーヘルに近い。
そして、サングラスの中にも、風がバンバン入ってくるので、目を見開いていることが難しい。
あたかも、モザイク画像を見ようとするような、目の使い方が求められる。
顔が痛い!
半ヘル(ハーフヘルメット)+調光サングラスの場合、顔の大部分が露出しているので、虫やら何やらが、顔に当たって痛い。
暖かい季節にフルフェイスをかぶっていると、シールドやその周辺が、ぶつかって潰れた虫だらけになる。
また、硬いものがぶつかった場合だと、キズになっている。
それらが、すべて顔にぶつかるのだ。
そして、それらを避けることは難しいので、時々、飛んでくる飛び石が、顔に当たらないことを祈るしかない。
高速はやめておこう!
速度的には、法定速度+αくらいまでなら、なんとかなるが、それ以上となると、気分は、台風の中で、暴風雨に耐えながら中継をしている人のようなイメージだ。
「乗っている」
というより、
「耐えている」
と言ったほうが、体感的には近いような気がする。
じつは昨年、この半ヘル(ハーフヘルメット)+調光サングラスで、高速道路にも乗ったのだが、今では考えられない。
ハーレーの中でも、大きなフェアリングやウインドシールドがついているモデルの場合、風が逃げてくれるので、まだマシだと思う。
しかし、フロントになにもついていないモデルでは、やはり、半ヘル(ハーフヘルメット)で高速走行はおすすめできない。
おわりに
昨年は、免許を取ったばかりで、ハーレーにしか乗っていなかった。
「バイクに乗るとはこういうものか⁉」
と、夏場は、半ヘル(ハーフヘルメット)+調光サングラスで、あたりまえのようにハーレーに乗っていた。
ファッション業界では、「オシャレは我慢だ!」みたいな言葉もあるが、ハーレー乗りはそんなイメージで、半ヘル(ハーフヘルメット)+サングラスでハーレーに乗るのだろうか。
しかし、暑い時期に、法定速度くらいの速度で、ゆっくり無理せずにハーレーに乗るぶんには、半ヘル(ハーフヘルメット)+サングラスもいいかもしれない。
なぜ、そう思うのかといえば、私は、今ではブルターレもあるので、敢えてハーレーで飛ばす必要がなくなったからだ。
ときには、気楽にのんびり走るのもいいものだ。
ただし、顔にいろいろ飛んでくるので、痛い思いをすることもあるので、その点は気をつける必要がある。
実際には、気をつけようがないのだが…
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