ここ数年、真夏の最高気温が、40度を超えることが多くなった。
私が小さいときは、真夏でも、せいぜい30度前後だったよいうな気がする。
もちろん、30度を超えるような日もあったと思うが、40度というのは記憶にない。
それが最近では、わりと当たり前になりつつある。
数十年後には、真夏の気温が、50度とか60度になってしまうのだろうか?
もしも、そうなってしまうとすれば、もはや、人間は地上で暮らすことは難しいかもしれない。
人類は、いったい、どこへ向かっているのだろうか?
100mで1度⁉
街中が40度以上になっても、標高の高い自然のなかへ行けば、だいたい25度〜30度だ。
実際に、先日、猛暑の中、ハーレーで登った山頂(標高約1,400m)も27度くらいだったし、数年前に滞在した上高地(標高約1,500m)も25度くらいだった。
標高が100m高くなることに、気温が1度くらい低くなると言われるが、だいたいそんな感じで間違いないだろう。
標高1,000m程度まで登れば、地上よりも10度は低くなる計算なので、けっこう涼しい。
朝晩や日陰や日は、寒いくらいだ。
自転車も大変!
一年を通して、ほんとうに快適なシーズンというのは、ほんとうに少ない。
曜日や休みまで考慮すると、ほんとうに数えるくらいしか、最高のバイク日和はないように思う。
だったら、気温に左右されることの少ない車で、ドライブや峠を楽しんだほうがいいようにも思うのだが、やはりバイクには車とは違う魅力がある。
バイクで走っていると、自転車乗りとも、よく遭遇するのだが、彼らもけっこうツラそうだ。
まぁ、そこがいいのかもしれないが、上り坂などは、ほんとうに大変そうだ。
自転車は、自分の足を使って漕がなくてはいけないので、バイク以上に暑いことだろう。
自転車に比べたら、バイクのほうがまだマシなのではないかと思う。
おわりに
2020年は、春先、コロナで外出を自粛し、長かった梅雨で外に出られず、そして、猛暑でも外に出られないとなると、いったいいつ、外に出られるのだろう。
夏が終わって、秋になったら、外で快適に過ごすことができるのだろうか?
秋になって街中が涼しくなることに、標高の高い山の方へ走りに行くと、指先から寒さを感じるようになる。
暑さが収まると、寒くなるのは意外と早い。
あっという間に防寒対策が必要になってくる。
9月いっぱいは、暑い日が続きそうだが、
「暑い!暑い!」
と言ってばかりいても仕方がない。
さすがに40度は危険だが、涼しい時間帯に標高1,000m級の高地まで行ってしまえば、けっこう快適だったりもする。
100mで1度気温が下がるということは、地上が25度くらいのちょうどいい気温の時、1,000m級の高地では15度前後まで気温が低くなるということだ。
バイクに乗っていて、15度を下回ると、けっこう寒さを感じるようになる。
ということは、高原を走るのは、地上の気温が30度〜35度くらいでちょうどいいのかもしれない。
10度引けば、20度〜25度になる計算だ。
気がついたら木々が色づき始める前に、もう少し、夏のツーリングを楽しみたいものだ。
コメント
そこからだと 高速30分我慢すれば、1000m行けるからいいよねー 最高。 こちらは軽井沢まで1時間半 最初の30分は体を冷ましておけば耐えられるけど、その後が苦行。ツーリングは9月からかなー 今年は特に暑いよね。
トムクルさん
近年、ほんとうに暑いですね!
40度が当たり前になりそうです。
この時期、日中は街中は走れませんね!
赤城山、涼しかったですよ!