ハーレー乗りは真冬でもジェットヘルメットで耐えられるのか⁉【ビンテージゴーグルはおすすめ!】

HELMET
この記事は約7分で読めます。

ハーレーを買ってから、初めての冬が終わろうとしている。

 

いよいよ、ツーリングシーズン間近だ。

 

しかし、真冬でも、まったくハーレーに乗らない週は、ほぼなかったと思う。

 

冬は、雨が少なく、比較的、天気が安定しているので、寒さ対策をすれば、ほかの季節よりもバイクに乗れる日が多い。

 

ウェアや装備については、とにかく寒くない格好をするしかない。

 

最近は電熱系もあるので、どうしても寒ければ、電気の力に頼ることもできる。

 

バイク乗りにとっては、悩みのタネでもあるヘルメットだが、今回は、ひと冬をともに過ごしたヘルメットについて紹介しようと思う。

  

ハーフヘルメット(半キャップ)

ハーレー乗りの中には、真冬でもハーフヘルメット(半キャップ)をかぶっている、気合の入った人もいる。

 

とくに、ウルトラ系の大きなハーレー乗りに多い。

 

ウルトラ系の多くには、大きなフェアルングやカウルがあり、まともには風を受けないので、それでも大丈夫なのかもしれない。

 

私も夏の間は、ハーフヘルメット(半キャップ)は、最高だと思った。

 

ただし、安全性については、ほぼ無いに等しいので、あれはノーヘルとほぼ一緒だと思ったほうがいい。

 

もちろん、おすすめはしないが、もしもノーヘルでハーレーに乗ってみたい人は、ハーフヘルメット(半キャップ)なら、合法的(?)にノーヘルを試すことができる。

 

ただし、80km/h以下ならともかく、それ以上のスピードを出すなら、ハーフヘルメット(半キャップ)は、やめたほうがいい。

 

高速道路は、論外だ。

 

いずれにしろ、ハーフヘルメット(半キャップ)が許されるのは、ハーレーとスクーターくらいのものだろう。

 

しかしながら、まずは試してみないとわからないので、私は、夏の間は、ハーフヘルメット(半キャップ)も実際にかぶってみた。(2個も買ってしまった…)

 

ハーフヘルメット(半キャップ)は、とにかく涼しかった。

 

しかし、涼しいということは、寒くなると、とてもじゃないが、ハーフヘルメット(半キャップ)なんてかぶってはいられない。

 

そこで、冬は何をかぶったのかというと、フルフェイス…

ではなく、ジェットヘルメットだった。

ジェットヘルメット

まだ、免許を取る前だったころ、一番はじめに買ったヘルメットが、ジェットヘルメットだった。

 

そのジェットヘルメットは、立花製(SHM)で、帽体が小さく、内装も最低限の、いわゆるスモールジェットで、Araiとかの、きちんとしたジェットヘルメットとは作りが違う。

 

ハーレーと言えば、ジェットヘルメットという印象が強いため、ジェットヘルメットを買ったのだが、無事に大型免許が取れ、納車後には、すぐに夏がやってきた。

 

最近の夏が異常なほど暑いこともあるが、ヘルメットに慣れていないということもあり、ジェットヘルメットでも、とにかく暑かった。

 

そこで、試しにハーフヘルメット(半キャップ)をかぶってみたのだが、それ以降、夏の間は、それしかかぶれなくなってしまった。

  

シールドかゴーグルか

しかし、涼しくなってくると、耳元がスースーして寒く感じるようになり、慌てて、はじめに買ったジェットヘルメットをかぶってみたら、やはり暖かかった。

 

とはいえ、寒さが厳しくなるにつれて、もちろん、ジェットヘルメットでも寒い。

 

そこで、バブルシールドでも付けようかと思って、調べてみたのだが、あれは、高速走行には、あまり向いていないということが分かった。

 

バブルシールドは、高速走行で、バタつきやガタつきが発生してしまうようだ。

 

そのため、高速走行では、バブルシールドよりも、ゴーグルがおすすめということだった。

 

そして、SWANSのビンテージゴーグルを買って、試してみたのだが、これが、安いのに、控えめに言って最高だった。

 

 

SWANS(スワンズ)ビンテージゴーグルを買った!【ジェッペルにはシールドか?ゴーグルか?】

バイク用防寒フリースマスク

スモールジェットにゴーグルというスタイルが、いたく気に入り、以後、シールドやフルフェイスを買おうなどとは思わなくなり、結局、一冬をこのスタイルで過ごすことになった。

 

ただし、ジェットヘルメットとゴーグルだけでは、真冬は、あまりにも寒い。

 

そこで、大活躍したのが、KOMINE(コミネ)のバイク用防寒フリースマスクだった。

 

 

KOMINE(コミネ)のバイク用防寒フリースマスクは、ただのネックウォーマーとしても使えるのだが、GPマスクのように、頭からヘッドキャップをかぶると、さらに暖かい。

 

KOMINE(コミネ)のバイク用防寒フリースマスクは暖かい!【ヘッドキャップ着用がおすすめ!】

 

これがあったので、ジェットヘルメットとゴーグルで、寒い冬を乗り越えることができた。

 

ちなみに、これをかぶると髪の毛が、とんでもなくグチャグチャになるので、その下にインナーキャップをかぶって対応した。

 

 

このインナーキャップは、結局、季節を問わず、かぶることになった。

 

ここまですると、ジャストフィットのフルフェイスなどは、キツくてかぶれなくなると思うが、内装がしっかりあるわけではないジェットヘルメットなら問題ない。

  

おわりに

というわけで、ジェットヘルメットとゴーグルというスタイルで、寒い冬を乗り切ったわけだが、最近、フルフェイスを買ってしまった。

 

 

ハーレー乗りが選んだ初めてのフルフェイスヘルメット【選んだのは やっぱり SHOEI Z-7 】

 

冷静に考えれば、間違いなく、真冬はフルフェイスのほうがいいと思う。

 

ただ、やはりハーレーなどのボバースタイルのバイクの場合、ジェットヘルメットにゴーグルという、ビンテージスタイルも捨てがたい。

 

ジェット・ゴーグル

 

私も、いちどは、試してみたかった。

 

ゴーグルは、けっこう視界が広く、サングラスと違って、目に風が入ってこないので、オススメだ。

 

鼻までネックウォーマーなどで覆わなければ、ゴーグルの中が曇ることもない。

 

やはり、春や秋には、このスタイルも悪くないと思う。

 

そして、バイクが古ければ古いほど、このスタイルは似合うだろう。

 

 

というわけで、バイクの免許を取ってから、初めての冬をジェットヘルメットで過ごしたのだが、来年の冬は、おそらくフルフェイスをかぶると思う。

 

しかし、今回、紹介した装備で、寒さに耐えられないかと言えば、耐えられなくもない。

 

なにがなんでも、フルフェイスはかぶりたくないという人は、今回、紹介した、バイク用防寒フリースマスクとゴーグルのセットを試してみてはいかがだろうか。

  

コメント

 
 
タイトルとURLをコピーしました