ようやく、大型自動二輪免許の卒業検定(卒検)に合格した!
残るは、運転免許証の併記手続きだけだ。
⇒ 大型自動二輪免許を取ろう!【卒検に合格したら運転免許証の併記手続きが必要】
合宿免許ではなく、仕事をしながら夜間を中心に教習所に通ったら、どれくらいで教習所を卒業できるのか、振り返ってみようと思う。
教習所入校〜第1段階「みきわめ」
大型自動二輪免許を取るために、教習所へ行って入校手続きをしたのが、5月2日だった。
そして、5月5日にハーレー・ダビッドソン(HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) FLHC 2018年モデル)を契約した。
その後、初の技能教習は、5月8日だった。
教習所へは、仕事が終わった後の、夜間の時間か土・日に通った。(土日は、ほぼ予約が取れなかったので、多くは平日の夜間)
5月は、思いのほか予約が取れずに、補習なしでも、第1段階の「みきわめ」まで終わったのが、なんと6月5日だった。
第1段階(14時限)だけで、およそ1ヶ月かかったことになる。
第2段階〜第2段階「みきわめ」
第2段階に入ると、同時に梅雨入りして、キャンセルがたくさんでたので、第2段階の17時限は、思いのほか、進みが早かった。
⇒ 二輪免許の キャンセル待ち をうまく利用しよう!【教習所・キャン待ち】
第2段階のスタートが6月6日で、卒業検定(卒検)の受験予定日に合わせて予約した、第2段階の「みきわめ」が6月27日だったので、第1段階よりも、だいぶ順調に進んだことになる。
第2段階になると、予約が3時間まで取れるようになるのも大きい。
残すは、6月29日の卒業検定(卒検)だけとなった。
卒業検定(卒検)
このまま、順調にいけば、2ヶ月以内で教習所を卒業できるることになる。
第1段階の頃は、
「このままだと3ヶ月は、かかりそうだ…」
と思っていたが、梅雨入りのおかげで、だいぶ短縮できたことになる。
残すは卒業検定(卒検)だけとなると、なんだか卒業することに、一抹の寂しさを感じたほどだ。
意外と、あっさり卒業することになりそうだった。
しかし、そうはならなかった。
6月29日の、1回目の卒業検定(卒検)では、クランクでパイロンを倒してしまい、不合格確定。
卒業検定(卒検)が不合格になってしまった場合、1時限の補習を強制的に受けなくてはならない。
そして、その補習をその日のうちに受けられれば、すぐに次回の検定の予約をすることが出来る。
とはいえ、その日に補習を受けて、次回の検定が1週間後というのも、期間が空きすぎるので不安だ。
私は、検定不合格後、すぐに補習を受けて、次回の検定は5日後の7月4日だった。
その日は、平日だったが、運転運転の併記手続きのために休暇を取っていたのだ。
もちろん、1回目の6月29日に合格するつもりで…
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しかし、あろうことか、2回目の卒業検定(卒検)でも、クランクでパイロンに突っ込んでしまい、敢え無く不合格。
決してクランクができないのではなく、苦手意識がどうしても克服できず、本番になるとやらかしてしまうのだ。(メンタル弱すぎ…)
全員合格か全員不合格
卒業検定(卒検)は、普通自動二輪と、大型自動二輪が一緒に行われる。(コースは同じではない)
大型の受験生が先で、少し間隔をおいて順番にスタートする。
1回目の検定のときは、全部で4人受験(大型2人・普通2人)して、私だけ不合格だった。
私以外は、全員、うまくやったようだ。
2回目の検定のときは、全部で4人受験(大型1人・普通3人)して、全員不合格だった。
指導員によると、全員合格か全員不合格というパターンが、非常に多いらしい。
一緒に検定を受ける人のメンツや、その日の雰囲気によって、結果が左右されるらしい。
誰か大きな失敗をすると、検定のスムーズな流れが阻害される。
雰囲気が悪くなり、空気も重たくなる。
そのため、トップバッターは責任重大だ。
2回目の試験のときは、私がトップバッターだったので、大変、申し訳なかったと思う。
二度あることは三度ある?
日本語には、相反する慣用句が存在する。
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」も、そのひとつだ。
2回もクランクで失敗すると、もはや、どうしていいのか分からない。
補習では、何度でも簡単に通過することができる。
残るは、メンタル面の克服だけだ。
2回目の検定後に、すぐに補習を受け、その2日後の7月6日に3回目の卒業検定(卒検)の申し込みをした。
なか一日くらいが、ちょうどいい。
もう、前日は、何も考えないようにした。
あれこれ考えると、余計に出来ないような気がしてくる。
まさに、「二度あることは三度ある」という心境になってくる。
前日は、あきらめて、早めに寝てしまうという作戦をとった。
考えてみたら、教習はいつも夕方か夜だったので、朝からバイクに乗るのは、卒業検定(卒検)のときくらいのものだ。
これまで2回の検定では、身体が目覚める前に検定に臨んで、思わずやらかしてしまったのかもしれない。
私の身体は、午前中は、なかなかエンジンがかからないようだ。
とにかく、早く寝て、検定当日は早く起きて、検定に臨むことにした。
そして、余計なことは何も考えず、「なるようにしかならない」という気持ちで、淡々と走ることにした。
実際に、出来ない課題は何もないのだから、普通に走れば合格するはずなのだ。
三度目の正直
3度目の検定のときは、天候は曇りで、路面はウェット。
今回の検定も、暑くもなく寒くもなく、最高の状態だった。
梅雨の真っ只中に、3回も検定を受けて、路面がウエットなことはあっても、雨に降られることは、一度もなかった。
そして、3度目の検定のときは、全部で6人(大型1人・普通5人)が受験した。
大型が先なので、今回も、私がトップバッターという重責を担うことになった。
責任重大だ。
結果は…
なんと、6人が全員合格だった!
私も、なんとかトップバッターの責任を果たすことができ、それぞれがみな、細かなミスはあったにしろ、全員、無事に走りきった。
私などは、コースを間違えたりもしたが、クランクが通過できた時点で合格を確信していたので、もはや、そんなことで動揺することはなかった。(3回目だし…)
そして、クランク以外は、タイムなどは一切、気にぜずに、適当に流した。
ホワイトベース教習所
教習所に通う前は、大型自動二輪免許は、簡単に取れるだろう(金で買うようなもの)だと思っていた。
しかし、実際に通いだしたら、大型バイクの操作は、想像以上に難しく、また、予約も取りづらかったので、いきなりの大型自動二輪免許の取得への挑戦は、思いのほか大変だった。
教習所に通っている人のなかには、心が折れそうになる人もいるかもしれない。
多くの人がそうすると思うが、現代人には、youtubeという強力な味方が存在する。
そして、多くの人は、「ホワイトベース教習所(二宮さんのチャンネル)」に行き着くと思う。
私も、暇さえあれば、二宮さんさんの動画を見ていた。
二宮さんには、とても感謝している。
この場を借りてお礼を言いたい。
ただし、教官ひとりひとりもそうだし、youtubeなどの動画でもそうだが、皆が皆、同じ方法で教えはいない。
そこで、操作方法に迷いが生じることもあるのだが、いろいろ試して、それぞれの教習所ごとのコースに合ったやり方でやるしかない。
基本的には、教習所の指導員(教官)は選べない。
自分に合う教官もいるし、合わない教官もいると思う。
共通する教えもあるにせよ、教え方も、指示も、ほんとに人それぞれだ。
しかし、それについて文句を言っても始まらない。
いろいろ試して、自分に合ったやり方を見つけるしかない。
そして、自分自身が上手くなれば、そのどのやり方でやっても上手く出来るようになる。
それぞれの教えは、決して間違っているわけではないのだ。
ただ、アプローチが違うだけだったりする。
おわりに
大型自動二輪免許取得について、まとめると、
・教習所に入校したのが、5月2日
・初の技能教習が、5月8日
・第1段階終了(みきわめ)が、6月5日
・第2段階終了(みきわめ)が、6月27日
・卒業検定(卒検)1回目が、6月29日
・卒業検定(卒検)2回目が、7月4日
・卒業検定(卒検)3回目が、7月6日
・免許の併記手続きが、7月10日(予定)
ということで、
ざっと、2ヶ月で大型自動二輪免許が取れた
ことになる。
その2ヶ月間、私のハーレー(HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) FLHC 2018年モデル)は、ディーラーの倉庫でホコリを被っていた。
大型自動二輪免許の取得については、思いのほか大変だったというのが、正直な感想だが、悪戦苦闘しただけ、合格発表の瞬間は本当に嬉しかった。
そして、近年稀に見る、大きな達成感があった。
すんなりと、1回目の検定で合格していたら、ここまで嬉しくなかったかもしれない。
歳とともに、何かに挑戦するということは、少なくなると思うが、少しでもその気になったら、ぜひ挑戦して欲しい。
なぜなら、時間とともに、その気持ちは薄れ、いつの間にかなくなってしまうが、一歩を踏み出してしまえば、あとは頑張るしかない。
また、人は、自分のお金を払ってしまうと、途中で諦めることができなくなるという習性がある。
ハーレーと教習所に、300万円以上使ってしまえば、そう簡単に、途中で諦めるわけにはいかないではないか。
逆に、お金を払う前であれば、なんだかんだ言い訳を見つけてきて、諦めることは、とても簡単だ。
ぜひ、決意表明として、夢に対して、お金を前払いしてしまおう!
私たちは、あれこれ我慢をして、お金を握りしめて死んでいく人生だけは、避けなければならない。
このブログを立ち上げてから、2ヶ月以上かかって、ようやくハーレーライフが始まることになる。
今年は梅雨が長いが、それも大型自動二輪免許取得の助けになったので、我慢することにする。
いろいろと準備しながら、梅雨明けを待とうと思う。
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